BBCの報道

日本での様子をBBCが報道しています。
みらさんのところで最初見た記事だったのですが、どうもオリジナル記事の内容が残っていないようです。
別な、(多分アメリカの)ブロガーのサイトで見つけました。
ここからのリンクも別の記事にリンクしています。

HOSTAGES

Japan frantic over hostage crisis
BBC News, April 12, 2004
Japanese newspapers are treating the country's hostage crisis the way they would cover the death of an emperor. Broadsheets have published special multi-page sections covering the emotional roller coaster the country has ridden over the past 24 hours.

After initial threats that the hostages would be killed if Japan did not pull its troops out of Iraq, there were reports they would be freed on Sunday.

But the day passed with no release, and their fate is now unknown. [complete article


2004年4月13日

あるイラク人の言葉

Aljazeeraの記事より引用。

"You see? We're the same age, but look at my face, I look many years older than you," he says, his voice quivering with emotion.

随分昔に、全く同じ事を言われた事があります。当時は、東ヨーロッパからの人からでしたが。

一般的にアジア人は欧米人に比べて若く見えます。
しかしこの記事は、(人種は分かりませんが)イラク人とカナダ人との比較。
戦闘地域にいる人たちは理由は何にしろ、年をとっているように見えます。

話をしている本人は、自慢はかなり語弊になりますが、「自分たちは苦労しているんだ」と言うような印象でした。

自分は、当時もそうでしたが、苦労をしない状況を作る努力も必要じゃないかと思いました。


海外日本人学校の安全

少し古いニュースですが、中東だけでなく、他の国の日本人学校(補習校)も気をつけていく必要があると思いました。
欧米人から見れば、我々はアジア人である事も事実です。

安全対策、再確認へ=日本人学校に文科省-邦人拘束事件

 イラクで邦人3人が拘束された事件を受けて、河村建夫文部科学相は9日の閣議後の会見で、海外の日本人学校に対し、安全対策の徹底を再確認するよう改めて要請する方針を明らかにした。
 同省はイラン、サウジアラビアなど中東6カ国の8日本人学校に教員を派遣しており、学校関係者に対しては、昨年3月のイラク戦争開始前、2回にわたって情報収集や安全確保の徹底などを呼び掛けている。河村文科相は海外の日本人学校の安全対策について「改めて日ごろの注意を喚起する必要がある」と話した。 (時事通信)


2004年4月12日

今度は、中国人7人が人質に

MORE CIVILIANS KIDNAPPED
Seven Chinese are reportedly the latest civilians to be kidnapped in Iraq.

別途、人質になっていた、8人の外国人は開放された模様です。
相当混沌としてきました。

【追加1】4月12日、19:30のBBCのニュースで、7人の中国人の方は開放された模様との報道あり。 良かったです。

CHANGE THE TV CHANNEL

バクダッドのブロガーからのエントリーで紹介した、Raed Jarrarさんの本日のエントリーから、

Well... Kimmitt the frog has an interesting theory… Today, he asked Iraqis to simply “CHANGE THE TV CHANNEL”… What the!!!!!! I mean… he was answering a question of an Iraqi journalist, about how to enhance the image of the American Army, after Iraqis saw hundreds of civilians being killed in Falluja on the Arabic TV channels… He said that twice! I swear to god! “Change the Channel”!!!
米軍のイメージをどのようにあげるか?という質問に答えていた、マーク・キミット准将が、 「ファルージャでの戦闘で、多数のイラク人の死者をテレビで見たイラク人はどうすればいいのか?」と言うイラク人のジャーナリストの質問に対して、

「テレビのチャンネルを替えればいい!」と言う返答をしたらしい。

こんな事が続けば普通のイラク人だって怒るはずだ!
このような内容は、欧米のメディアのニュースにはならないようだ。


CPAのサイト

こんなに色々起こっているのに初めてこんなサイトがある、と言うか初めてアクセスしました。

CPA(Coalition Provisional Authority)のサイト
注:CPAは、上記のようにCoalition Provisional Authority(連合暫定施政当局)の略です。ここでは、CPA(Certified Public Accountant)公認会計士の意味ではありません。

で、ついでに見つけたのが、
DoDのサイト。
Googleで、Kimmittを検索していたら一番に出てきたサイト、Dodって何かなと思っていたら、

Department of Defensce → ペンタゴン → ラムちゃん

のサイトじゃない!

DoD

DoD News

って、わざわざエントリーに乗せる必要もないけど。


渡部陽一・戦後イラクリポート

渡部陽一・戦後イラクリポート
サーカスを通じて、子供たちとの交流を続けているグループcircus2iraqのサイトで知った渡部陽一さんのサイトです。
渡辺さんはまだバグダッドに滞在されている様子。
どうか御無事で。

サモワで渡辺さんが撮影された写真を掲載しているcircus2iraqのページです。


ちなみに、この親サイト、(株)ギャラック・レイのサイトのメッセージでも、

その時に我々が痛感したのは現地の正しい状況が必ずしも世界に伝わっているわけではないという、現場で日本との間との「認識のギャップ」でした。

という報道内容と現実のギャップを指摘されています。


2004年4月11日

IraqのBloggerたち - 2

昨日、今日で見つかったイラクやバグダッドのBlogサイトの紹介。
note:
自分自身は、まだサイトを十分知り尽くしたわけでもなく、コメントを送る等のレベルではまだありません。あくまでも紹介なので、その点ご承知ください。

Healing Iraq
25歳の歯医者、Zeyadさんのサイト。イギリスで育ち、1987年から家族とともにイラクに戻られています。 今回の邦人人質事件でたくさんのメールを日本からもらわれたようです。
「自分にこの人質事件に何が出来ると言うの。」と言うのは全く同感です。
blogにはコメントできますが、量が凄い!
I had become frustrated with the negative media coverage from Iraq so I decided to start a blog myself to present the positive side which was not getting enough attention.:イラクに対して、酷いイメージしか報道しないメディアに失望し、ポジティブな部分を伝えたいと言うのがブログをはじめられたきっかけの一つのようです。

Healing Iraq:Photo Blogs2003年12月、テロリストへの抗議デモの写真があり。
イラクでも、テロリストに抗議するデモがあったのですね!
知らなかった!
こんなのニュースになったのかな?
ちょっと感動しました。


邦人人質の最新情報

24時間以内に開放されると報道された後の状況。

英国BBC、SKY等のメジャーなメディアでも、報道されています。

BBCのテレビのニュースでは、現地特派員が連合軍関係者へ問い合わせた所、
「人質がどのようなグループに捕らえられているかによる。
英国人Gary Teeley氏の場合は、捕われたのがイラク人だったので運が良かった。
外国からの過激派主導のグループでは、状況が変わる。」
らしいです。


Aljazeeraより、

Captors threaten to start killing Japanese
Sunday 11 April 2004, 19:37 Makka Time, 16:37 GMT

The kidnappers of three Japanese civilians have threatened to kill one of them within 24 hours if Tokyo does not withdraw its troops out of Iraq, a self-described Iraqi mediator has told Aljazeera satellite channel.

BBCのテレビのニュース:19:30では、3人の人質はまだ、安全・生存されて開放の為の交渉が続いているとの事です。

【追加1】3人の人質の方は、4月15日バグダッドにて開放されたようですね。良かった良かった。後は昨日報道された2人の方の行方です。

英国人の人質解放される

かなり突然ですが、
6日前から行方がわからなくなっていた英国民間人が開放され、連合軍側に保護されていると言うニュースが流れています。
アメリカのFOX NEWSでも、このニュースは流れました。

BRITISH HOSTAGE FREED

A British citizen kidnapped in the southern Iraqi city of Nasiriyah has been released.

どうも、イギリス人が一人行方不明になっていると言うニュースは、以前あったのですがこちらで殆ど報道されていませんでした。
このBBCの以下の記事にも、名前は出ていませんでした。
どのような理由で、開放されたかも不明。

Hostages in Iraq - who holds whom?

For militants, all westerners in Iraq are fair game
Six foreigners are confirmed to have been taken hostage in a new tactic by Iraqi insurgents - three Japanese nationals, two Arabs and an American.

【追加1】4月12日23:00 BBC等のニュースで報道されている内容は、Gary Teeleyは、イラク側の「開放」ではなく、イタリア軍の特殊部隊による救出との報道でした。 テレビのインタビューに、「早く忘れたい。2、3度これまでかと思った事があった。」等と話されていました。

IraqのBloggerたち

下のJarrar Raedさんのサイトは、イラクの邦人人質事件の事を知りたくて、見つけたのだが、実は先週から、バグダッド在住の有名なBlogger、Salam Paxさんのサイト、Where is Raed?を知ってブックマークしておいたのだが、そのままであった。
Salam PaxさんのBBCの記事を発見

今回の、JarrarさんのエントリーとSalam Paxさんのサイトのおかげで、バグダッドにもBloggerたちがいる事がはっきりとわかり、BlogPeolpeのリストに登録した。
皆、英語のサイトなので、(中には、アラビア語のエントリー(お母さんがエントリーしている模様)もあるが)問題なく読めると思う。
自分も、まだちょっとしか見ていないが、日にちをかけて回ってみようと思う。
家族や、兄弟でブログしている所もあって興味深い。

現在、8サイトを登録。
興味のある方は、右下の方のBlogPeopleのリストからどうぞ。


バクダッドのブロガーから

バグダッドのブロガーRaed Jarrarさんが日本人へのOpen Letterとしてエントリーを書いています。

An open letter to the Japanese People
【追加】お隣さん家のkagegeさん in アメリカのkagegeさんがこのエントリーを翻訳されました。 kagegeさんお疲れっす! イラク人ブロガーから日本の人々への公開書簡

アメリカ人の人質は?

燃料を運ぶトラックを護衛していた米国人の一人がイラク過激派の人質になり、12時間以内のファルージャからの米軍の撤退を要求されています。
アメリカのメディアでは、顔をぼかしたニュースしか報道しなかったテレビ局もあるようです。
詳細はこちらからは分かりませんが、あまり大きな報道になっていないのでしょうか?
報道規制??

米国側は、まだアメリカ人と確認されたわけではないと言っているらしい。(4月10日、深夜現在)
おかしいんじゃないか?

THREAT TO KILL US HOSTAGE

Iraqi militants have threatened to kill an American hostage unless US troops pull out of Fallujah, according to an Arab TV network.


この人も無事に帰って来て欲しいですが・・・・
一応、ファルージャでは12時間の一時休戦が予定されているようです。

【追加1】(4月11日、18:00) Times Onlineの記事をRead Moreに追加しました。 Fox News(テレビ)でも報道されているのを確認。ネットにも掲載されていました。 Mississippi Town Awaits News on Iraq Abduction Thomas Hamillさんの期限は過ぎていますが、安否はまだ分かっていないようです。


日本の方々の意見がBBCに掲載

日本の皆さんの意見がBBCにて掲載されていました。


2004年4月10日

邦人人質24時間以内に開放の情報

人質となっていた邦人3人の皆さんが、24時間以内に開放されるだろうとのFaxが、Aljazeeraに入った模様。
英国、日本のメディアも報道しています。


Iraqi group to free Japanese hostages

An Iraqi group which said it kidnapped three Japanese hostages has said it will release them within 24 hours, abandoning a threat to kill them.

Aljazeeraの記事の時間は、日本時間4月11日、1:22AM付けになっています。
開放確認のニュースを一刻も早く聞きたいです。


【追加1】BBC,SKYのテレビニュース(10日23:30ごろ)で、開放される事が日本のメディアによって確認されたとの報道がありました。

【追加2】BBCの引用を↓に追加しました。 人質の方々は、03:00(GMT)日本時間で午前11時に開放されるとの記事があります。(共同ニュースによるとの事)



英国誌での邦人人質の報道

英国での、邦人人質報道の中で、登録しなければならないサイトの記事を引用。
興味のある方は、
Read More » » から。

Pull out troops or we burn hostages alive
Families plead for Japanese hostages


イギリス人は、家政婦さんが好き?

変なタイトルですが、英国家庭の3分の1が何かの家事手伝いサービスを利用していると言う話題。

4/8 もはや上流家庭だけじゃない! 家政婦や庭師などを雇うのは、英国家庭の3分の1! ・・・・・ちなみに、家事手伝いサービスで最も需要が高いのは「窓ガラス掃除」で、次に「掃除全般」、「庭仕事」という順序になっているという。


2004年4月 9日

Good Fridayとバクダッド陥落から一年

今日は、イースターの休日の中のGoor Fridayですがと同時に、バクダッド陥落が陥落してから一年になろうとしています。

テレビのニュースを紹介:

IMGP1762b.jpg
金曜日の段階で、イラク側に人質になっている人とその国籍のニュース。


IMGP1765b.jpg
武装したイラク過激派。 持っているのはロケットランチャーか?


IMGP1772b.jpg
Good Fridayのミサを行ったローマ法王。


IMGP1774b.jpg
英国サッカー、プレミアリーグ・Arsenalのスーパースター、Henryのシュート。
この日は、ハットトリックだった。


イラクは、ベトナムの再来か?

イラク各地でのシーア派、スンニ派両方の暴動で、エドワード・ケネディ上院議員が、ブッシュのベトナム戦争と言った事で、一部で話題になっている?かも知れませんが、

The veteran Democratic Senator, Edward Kennedy, has described Iraq as George Bush's Vietnam - the long war that ended in humiliating retreat for the United States in 1975.

こういう見方をしているのは、欧米だけのようで、

イスラム系の人々からは、
「アメリカは、パレスチナ問題のイスラエルと同じになった」
と全く別の見方をしているのが気になりました。

というか、同じ見方をしていたら、戦争にはならないのでしょうね。


邦人の方の無事をお祈りします

今回、イラクの過激グループに人質になった3人の方の無事をお祈り申し上げます。

自作自演だとか、
リスクを犯して入国と言う意見もある様子ですが、

イラク全土に広がっている反米(英)の大局からみて、可能性は少ないと思います。

リスクを犯して、自己責任で、と言う事もありますが、
今回のイラクの復興は、民間人の力がないと不可能であると言われています。
現在どの位の民間人がイラクにいるのか?
10000~15000だったかな?もっと多いかも。
今日のニュースでは、イギリス人の民間人(メディアも含む)だけで、2000人位だそうです。 Missionary(布教)関係の人も我々が考えている以上に多いようです。


だから、今回の日本人3人が特別他の外国人に比べ異常であったとは思えないのですが、もともと日本は、アメリカに協力していると見られ、ターゲットの国として上げられていただけに、状況を踏まえ、必要以上の警戒・警備が必要ではなかったのかと思います。

ソフトターゲットと呼ばれる民間人を中心に標的を変え始めたイラク過激分子側にとって、日本人は、好都合でありしかも、見せしめの効果が高いとされていたのかもしれません。

関連エントリー
テロリストの見方か? 朝日新聞

今日の朝日の社説 on イラク人質事件

イラク人質事件の二人の関わるサイト



FIRST PREV 76  77  78  79  80  81  82  83  84  85  86  87  88  89  90 LAST