SmartTemplate4 をインストールしたら、アドオンマネージャーからSmartTemplate4の設定項目を開きます。具体的には、Thunderbirdの画面で
「ツール」→「アドオン」と移動して、SmartTemplate4をハイライトし、「設定」ボタンを押します。
1.最初の設定画面
最初のページは新規ページ用のテンプレート設定画面です。
ここの画面では、何もしません。
2.返信タブをクリックして返信ヘッダーの編集をします。
返信メールの書式設定用の画面です。
「返信メールに以下のテンプレートを適用する」にチェックを入れ、
「ディフォルトのリプライヘッダの代わりに使用する」には、チェックを入れません。
またHTMLタグを使ってのヘッダー指定も可能です。
そして自分の好きなヘッダーの書式を記入します。
自分は以下の書式にしてみました。
ヘッダーの上に何行か空の行を入れておくと便利です。
------------------ Replied Message ------------------
From: %from%
To: %to%{
Cc: %cc%}
Date: %date%(GMT)
Subject: %subject%
3.転送タブをクリックして転送ヘッダーの編集をします。
転送メールの書式設定用の画面です。
「転送メールに以下のテンプレートを適用する」、
「ディフォルトの転送ヘッダの代わりに使用する」に、チェックを入れます。
自分は以下の書式にしてみました。
ヘッダーの上に何行か空の行を入れておくと便利です。
------------------ Forwarded Message ------------------
From: %from%
To: %to%{
Cc: %cc%}
Date: %date%(GMT)
Subject: %subject%
設定画の一番上に「差出人」あるのは、各アカウント用のテンプレート設定ウィンドウです。
各アカウント毎に、共通テンプレートを使うか、
別途用意したテンプレートを使うかの選択が可能です。
いろいろ便利ですね。
4.Thunderbirdの設定エディタの内容の変更
Smart Templateでは返信ヘッダーの表示がうまく行かなかったので、
以下の暫定処理をします。
これは今回のSmartTemplate4も同じようです。
詳しくは、
Smart Template カスタマイズ暫定策
を参照して下さい。
設定エディタの内容の変更方法は、
ツール→オプション→詳細→設定オプションと移動して、
mailnews.reply_header_type→1
mailnews.reply_header_authorwrote→" " 半角スペースを設定
mailnews.reply_header_colon→値を削除
と変更します。
この設定変更は、Thunderbirdのデフォルト返信ヘッダを、オリジナルの
******* wrote:
>... 元メッセージ ...
>... 元メッセージ ...
から、
>... 元メッセージ ...
>... 元メッセージ ...
と変更し、それに
SmartTemplate4の返信ヘッダを上に追加する事により、
------------------ Replied Message ------------------
From: *****
To: *****
Date: *****
Subject: *****
>... 元メッセージ ...
>... 元メッセージ ...
という返信ヘッダが表示されるようにしている方法です。
上から5行が、SmartTemplate4による表示。
6~8行目ががThunderbirdのデフォルトヘッダー部分の表示
という組み合わせで表示させています。
ちょっと強引なので、返信ヘッダーも、転送ヘッダーも何もしないで
自由に使えるようになって欲しいですね。
他に良いアドオンなどがあればまた教えてください。
また、ややこしい改造は必要ないから、Outlook風の返信ヘッダにしたいという場合は、
Change quote and reply format
というアドオンを使用するのが簡単です。
こちらは、返信ヘッダーのみ変更が可能です。