2012年6月30日

ボン橋(Cầu Bông)からの風景

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サイゴン川から伸びているRạch Thị Nghè にかかっているボン橋(Cầu Bông)から見たBình Thạnh区の光景。
わかりやすく言えば、Đinh Tiên Hoàng通りを1区とBình Thạnh区で結んでいるのがこのBông橋になります。

Rạch Thị Nghèの、このrạchと言う言葉に合う日本語をうまく見つける事が出来ません。
辞書を調べると、

rạch: 溝

と言う意味が出てきます。
という事は、チゲ(Thị Nghè)溝と直訳できるのでしょうか?
ホーチミン市の都市部では護岸工事があったりして、外観は運河や水路に似ていますが、
川のように水の流れがなく、潮の満ち引きで水位が変わるので、
どちらかというと深い入り江と言った方がいいのでしょうか?
川の河口に位置するホーチミン市では、いろんなところに出来た天然の「溝」(rạch)と呼ばれているところがたくさんあります。
これらの場所は見た目はウォーターフロントでよいのですが、
水の流れがない上に、生活廃水が流れ込んでいる為、
汚染が酷く雨の少ない乾季は特に臭いが酷いらしいです。
もう少しだけ水質を改善して水を綺麗にし、
「溝」沿いのウォーターフロントを再開発すれば人気のスポットになると思います。


近所の工事現場 (2)

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今日は土砂降りの雨が降りました。
基礎工事がだいぶ出来ているようです。
道路から1メートルくらい下がっているこのレベルは、
多分バイク置き場になるんじゃないでしょうか?


2012年6月15日

近所の工事現場

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日本だと、コンクリートミキサー車が来るところなんでしょうけど、
ベトナムのこの程度の工事では、人海戦術でを作るんですね。


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休憩。
一人だけ離れて休憩しているのは、職長さん?


2012年6月13日

アトピー性皮膚炎の慢性化の原因が特定されたそうです

アトピー性皮膚炎の原因解明 佐賀大学研究チーム
 非常に強いかゆみを伴うアトピー性皮膚炎。これまで不明だった「慢性化の原因」が特定されたという。新薬開発に希望が出てきた。アトピー性皮膚炎は、年々増加傾向を示し、全人口の約10%程度で、小学生までの子どもでは20%を占めるともいわれる。これまで解明されていなかった慢性化の原因を今回、佐賀大学などの研究チームがつきとめたという。原因は「ペリオスチン」と呼ばれるたんぱく質。これが体内で作られ、皮膚組織に沈着し、さらに別のたんぱく質と結合することで慢性化していたのだ。マウスを使った実験でも、このペリオスチンの作用を抑制する抗体を投与するとアトピー性皮膚炎は起きなくなったという。研究チームは、2年以上に抗体の開発を進め、近い将来の治療薬開発を目指すとしている。


私はアトピ-性皮膚炎持ちです。発症してすでに10年以上経っています。
成人してからのアトピ-性皮膚炎は、殆ど完治する事がなく、
ステロイド軟膏や保湿剤を使いながら症状が悪化しないように
気をつける事ぐらいしか出来ませんでした。
所謂対処療法です。
それでも体調やストレスなど色々な要因で症状が悪化する場合がよくあります。

一部の光線療法では一定期間寛解する場合もありますが、
これも人によって効果がある場合とない場合がありました。
私の場合、今のところ光線療法は効果があるようです。

免疫関係の病気なので完治するのは難しくても
このように慢性化を阻止できる治療法、薬が出来れば
われわれ成人のアトピ-性皮膚炎患者の生活を
劇的に改善する事が出来ると思います。

1日も早い治療薬の開発を強く希望します。


2012年6月10日

ベトナム中部の謎の皮膚病は原因はまだ特定されていないようです

ベトナム中部の町で流行している謎の皮膚病の原因は、まだわかっていないようです。


前回引用させて頂いたブログに久しぶりにアクセスするとこのようなエントリーが。

TROPICAL な日々: 謎の皮膚病(続報)感染症ではない。。
前回リケッチアの感染だとわかったと発表がありましたが、どうやらリケッチアが原因ではないようです。

中略

結論としては。
最終的には今回の皮膚病の原因はまだはっきりしていません。
ただ人から人へ感染するものではないことはかなり濃厚なようです。

前回原因らしいと思われていたリッチケアは、原因ではなさそうです。
原因は特定できていないらしいのですが、
どうやら感染症ではないらしい。
というのは一応安心ですね。
ただ、最終結論が出ていない為、また何がしかの感染症となる可能性も0ではないと思います。
・・・って素人が色々言ってはいけませんね。


ベトナムの環境汚染といえば、ダイオキシンがありますね。
Agent Orangeと貯蔵していた、中部ダナン空港、ホーチミン市ビエンホア空港近辺は汚染度合いが高くて知られている地域ですが、今回の皮膚病が流行している、クワンガイ省、バートー地区はベトナム全体から見るとダナンに近いとはいえ随分離れているのでどうなのでしょうね。
これも素人が色々言う事ではありませんね。


いづれにしてもこの皮膚病が1日も早く原因特定され、
患者さんが回復される事をお祈りします。

以前の当サイトのエントリー:
[HTB]: ベトナム中部の謎の皮膚病は原因がわかった模様です


2012年6月 9日

鶏軟骨の甘辛煮

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時々行く貝屋さんで見つけた鶏軟骨料理。

ベトナム語でsụn gàというらしいです。
ベトナムで初めて食べました。
詳しくは別途エントリーを作成予定。



2012年6月 2日

ボーナス支給の東電、正気か?

(cache) りそなもJALも我慢したのに東電だけは 料金値上げしてボーナス支給の「厚顔無恥」 -  ニュース・コラム - MSNマネー
東京電力の社員に2012年冬のボーナスとして1人あたり平均約40万円が支給される可能性が出てきた。東電は、政府が1兆円の公的資金を資本注入して実質国有化することを受けて、今夏の賞与を見送るが、今冬以降は未定としていた。

ところが、家庭用電気料金の値上げの原価を精査している経済産業省の電気料金審査専門委員会で、今冬以降の3年間のボーナスに相当する費用として約732億円を人件費に計上。つまり、業績が赤字であろうが、向こう3年間はボーナスを支給するというのだ。

■今冬は1人平均40万円、来年は倍増見通し

東電が計上したボーナス相当額の内訳は、今冬が147億円、13年度が294億円、14年度は291億円。12年度は3万7254人が人件費の算定対象となっており、単純に計算すると今冬は1人あたり平均約40万円のボーナスが支給されることになる。また内訳によると、13年冬には倍増される見通しになる。

5月29日の電気料金審査専門委員会で、東電の高津浩明常務は「福利厚生なども大幅に削減しており、事故のあった福島第一原子力発電所の廃炉や電力の安定供給の技術とそれを担う人材の確保の観点から現行水準で理解してほしい」と説明した。

東電のいう「現行水準」とは、原発の事故後に管理職が年収25%、一般社員が20%の削減を実施。社員全体の年収で平均556万円まで抑制した、これを指している。東電は、「新たな人材の育成のためにも、人材の流出を防ぎたい」と強調。年収ベースでこれ以上の削減はしない方向で理解を求めている。

しかし、これまでの会合でも、委員からは「人件費のカット率は、実質的に経営が破たんしている企業の合理化策としては低すぎる」との厳しい声があった。それにもかかわらず、ボーナスにかかる経費を計上してくるのだから、「厚顔無恥」も甚だしい。

経産省には、

「国民に電気料金の値上げをお願いしておいて、その一方で社員にボーナスを出すなどということを認めるべきではない」
「公的資金を入れて生き残った企業の社員に、なぜボーナスを支払う必要があるのか」

などの声が寄せられているという。

ネットの掲示板などにも、

「やっぱり大企業は優遇されてるよね。そこらの中小零細企業なんか、もう何年もボーナスなんか出てないよ」
「倒産した会社なんだから、雇用があって給与が出るだけでも恵まれてるってことが、わかってない。結局のところ、社員もダメだ」

と、厳しいカキコミが見られる。

■会社更生法の手続き終了してボーナス「復活」

公的資金を受け入れている企業といって思い起こされるのが、りそなホールディングス(HD)や日本航空(JAL)だ。

りそな銀行や埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行を傘下にもつ、りそなHDは2003年までに3兆1260円の公的資金を資本注入。それを8716億円(12年5月末現在)にまで減らしてきた。

実質的な経営破たんで、役員報酬は4割削減、当時残った行員の給与は年収で3割削減、ボーナスは全額カットされた。りそなHDは、「ボーナスは2年間でませんでした」と語る。

05年夏から、業績に連動した「業績インセンティブ給」として年2回、支払われている。

JALは10年1月に会社更生法の適用を申請して経営破たんした。政府が1兆円の公的資金を資本注入。大幅な路線縮小やグループ1万6000人規模の大幅な人員削減の結果、当初は「3年はかかる」といわれた再生を1年2か月、11年3月に会社更生法の手続きを終了した。

それを機に、11年夏のボーナスから「復活」。09年冬のボーナス以来、2年ぶりだった。

それにしてもこれは酷い。

民主党の元首相二人が相変わらす訳のわからん発言や行動をしている中で、
この東京電力の話は酷すぎますね。
放射能汚染で家に帰れず非難生活をしている人はどう思うんでしょうね。
JAL、りそな等の社員はどう思うんでしょうね。

値上げをして、公的資金をつぎ込んで、
破綻しないと言う甘えがあるのか、
日本史上最大の放射能汚染を起こした赤字会社がボーナス支給!
しかも13年にはボーナス倍増がすでに計画されている!

大阪市役所じゃないけど、東電も誰かが徹底的に手を入れないといけないんじゃないでしょうか?
JALじゃないけど、一度倒産させて稲盛会長のように社員の意識改革をさせるようにしないとだめでしょう。
JALなんかリストラに引っかからずに残った社員は相当大変な思いをしているようです。

今のままじゃ、弱腰の民主党の議員じゃ
東京電力は変わらないですよ。


東京電力の常識→世の中の非常識

ついでに、

民主党の常識→世界の笑いもの


困ったもんだ。

こういうネガティブなエントリーが民主党が与党になってから多くなりました。
なんかいやですね~。

と思っていたらこんなニュースも発見!

(cache) 東電が年収46万円増を計画し、平均571万円に -  ニュース・コラム - MSNマネー
 東京電力は、平成25年度の社員給与を年間46万円引き上げて年収571万円にするとの計画を盛り込んでいたことが1日わかった。

 これは、電気料金審査専門委員会の資料に記載しているもので、今回の料金原価の算定で一人あたり年収の平均単価を、平成24年度525万円、25年度571万円、26年度573万円、3年平均で556万円を織り込んでいる。

 ただし、東電は年功ではなく成果主義を導入するため「現行の年収減額を継続することを考えており、25年度より年収を引き上げるというものではない」としている。

 昨年度の退職者は400人以上となり、例年の4倍にも上る。しかも若手の流出が止まらず、

 東電は「中長期的視点での人材確保と技術・技能の継承が不可欠と考えております。人材流出を防ぎ、新たな技術者の育成等の観点も考慮しなければならず、これ以上の年収減額は電気事業の遂行に支障をきたしかねないことから、現行の減額幅を維持していきたいと考えております」とも述べている。

若手の流出が止まらないから給料上げる???
これも本末転倒ですね。
給料が安くなったからといって辞めていく社員がどれだけいるのだろうか?
楽して給料が高い会社の給料が低くなったという理由で辞める人はどんどん辞めて結構。
どうせ会社の業績には寄与していないんだから。

これ以上の年収減額は電気事業の遂行に支障をきたしかねないことから
って、脅しかよ~。
JALが破綻する時も、飛行機が飛ばなくなるって誰か言ったよね。

それよりも会社自体に魅力がなくなったから辞める人が多いんじゃないですか?
会社に失望、会社の行く末に失望して辞めていく人が多いんじゃないですか?
給料上げただけで若い人材の流出に歯止めがかかるわけでもないでしょう。

「廃炉の肯定を粛々とやって、
除染作業を地方自治体と協力して一刻も速く進めて、
東京電力は凄い会社だと言われるようにしよう!」
って社員を引っ張っていく経営者がいないですかね。

破綻して残ったJALの幹部、経営陣の話が聞きたいですね。


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