2012年6月13日

アトピー性皮膚炎の慢性化の原因が特定されたそうです

アトピー性皮膚炎の原因解明 佐賀大学研究チーム
 非常に強いかゆみを伴うアトピー性皮膚炎。これまで不明だった「慢性化の原因」が特定されたという。新薬開発に希望が出てきた。アトピー性皮膚炎は、年々増加傾向を示し、全人口の約10%程度で、小学生までの子どもでは20%を占めるともいわれる。これまで解明されていなかった慢性化の原因を今回、佐賀大学などの研究チームがつきとめたという。原因は「ペリオスチン」と呼ばれるたんぱく質。これが体内で作られ、皮膚組織に沈着し、さらに別のたんぱく質と結合することで慢性化していたのだ。マウスを使った実験でも、このペリオスチンの作用を抑制する抗体を投与するとアトピー性皮膚炎は起きなくなったという。研究チームは、2年以上に抗体の開発を進め、近い将来の治療薬開発を目指すとしている。


私はアトピ-性皮膚炎持ちです。発症してすでに10年以上経っています。
成人してからのアトピ-性皮膚炎は、殆ど完治する事がなく、
ステロイド軟膏や保湿剤を使いながら症状が悪化しないように
気をつける事ぐらいしか出来ませんでした。
所謂対処療法です。
それでも体調やストレスなど色々な要因で症状が悪化する場合がよくあります。

一部の光線療法では一定期間寛解する場合もありますが、
これも人によって効果がある場合とない場合がありました。
私の場合、今のところ光線療法は効果があるようです。

免疫関係の病気なので完治するのは難しくても
このように慢性化を阻止できる治療法、薬が出来れば
われわれ成人のアトピ-性皮膚炎患者の生活を
劇的に改善する事が出来ると思います。

1日も早い治療薬の開発を強く希望します。


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