2014年9月30日

AAGの切断事故頻発はAAGのケーブルデザインが標準以下の為?

Submarine Cable Networks - AAG Cable Cuts Incur Blames on its Poor Design in Vietnam
Published on Thursday, 25 September 2014 08:34
Written by Winston Qiu


AAG cable cut occurred somewhere near the Vung Tau coast at 11:41 pm on September 15, which slowed down Internet services offered by Viettel and VNPT, FPT and STP. This is the third cut on AAG cable system near the coast of Vietnam within the last one year. The frequent AAG cable cuts incur blames on its below-standard technical design.

According to local news in Vietnam, Nguyen Van Khoa, general director of FPT Telecom, blamed that the AAG cable system had been built to a below-standard technical design, which is the major reason behind its frequent fractures.

"Two years ago, part of the AAG that connects bordering areas between Malaysia and Singapore repeatedly broke, since it goes through overlapping maritime areas between the two countries," Khoa said.

"A number of boats stop in the said overlapping areas, so their anchors may have become stuck in the cable as sailors raised them and set sail, causing it to break," he explained.

While explaining why the recent cable cut has so greatly affected Internet traffic in Vietnam, Khoa said that the country has only four submarine Internet cables, and the AAG has the most capacity.

Khoa elaborated that technologically advanced places like Hong Kong and Japan have many times more Internet cables than Vietnam.

"It is very costly and complicated to invest in undersea Internet cables. Every cable is the result of an alliance between many countries," Khoa noted.

AAG is a 20,000-kilometer-long submarine communications cable system, connecting Southeast Asia with the U.S. mainland across the Pacific Ocean via Guam and Hawaii.

The development of the AAG cable system was funded at an estimated cost of US$560 million by 19 partners, including Vietnam's Viettel, VNPT, FPT, and STP. Of the Vietnamese partners, FPT contributed the largest amount of capital, with $40 million.

The AAG cable has suffered frequent breaks and outages since it was completed in November 2009. And there are three cuts near the coast of Vietnam within the last one year. The AAG cable cut slowed the internet in Vietnam quite a lot every time.
On December 20, 2013, the AAG broke about 278km away from Vung Tau. It was repaired on January 4, 2014.

On July 15, 2014, the cable broke 18km off of Vung Tau, and was repaired on July 27.

Most recently, a break in the system occurred somewhere near the Vung Tau coast at 11:41 pm on September 15. This has slowed down Internet services offered by Viettel and VNPT, FPT and STP.

Customers of these telecom firms sometimes experience slow or overloaded connections when browsing websites hosted outside of Vietnam, or while sending emails or making phone and video calls to people in other countries. All domestic services, however, remain normal.

FPT Telecom said it is using ground-based cable systems to make up for Internet traffic lost due to the latest submarine cable cut.

The firm added that repairs to the cut will finish on October 6.

このような記事を見つけました。
上記の記事によると、どうもAAGの事故は、ベトナムのブンタウ(Vung Tau)沖で頻発しているようですね。
中国の悪さではない模様・・・

FPTのディレクターは、
「切断事故が頻発しているのはAAGのデザインが標準以下の為」
とちょっと責任転嫁のような発言をしていますが実際はどうか・・・
「2年前、シンガポールとマレーシアの国境が重複している沿岸部付近の海底でAAG海底ケーブルの切断事故が頻発した。国境の重複している沿岸部では多くの船が停泊し、それらの下ろした船の錨が海底ケーブルに引っかかって切断事故を起こしたのかもしれない。」
という発言も。
ブンタウ沖には、製油所も作られているので、地元の漁船だけでなくタンカーなども停泊しているのでしょうかね?ブンタウ沖で事故が頻発しているというのは、詳細原因追求の必要ありですね。

「ベトナムは、多くの海底ケーブルを持つ香港や日本に比べ、たった4本の海底ケーブルしか持っていない。」
「FPTテレコムは切断事故によるトラフィック改善のため、地上のケーブルシステムを使用している。」
などとも書かれていますが、気になるのは本ブログで何度も言及していますが、今年2014年の第三四半期に完成するという、
APG(アジア・パシフィック・ゲートウェイ)です。

ニュース 2009年5月25日:アジア域内を結ぶ新たな海底ケーブル「Asia-Pacific Gateway」の建設計画について | NTT Com 企業情報
 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、アジア域内におけるトラフィックの急増と国際ネットワークの信頼性強化に対応するため、各国主要キャリアと共同でアジア地域を結ぶ新しい大容 量光海底ケーブル「Asia-Pacific Gateway」(略:APG)を建設することに合意し、その建設に関する覚書(MOU)を平成21年5月25日に締結しました。

一応、アジア最大級の設計容量を持つ光海底ケーブルであり、最新の海底ケーブルなのでこれが運用開始になると、随分と切断事故の影響が少なくなると思われます。
どこかでプロジェクトの進捗情報が載っていないかな・・・


海底ケーブルAAG、新たに別の切断箇所発見

光海底ケーブル切断事故、別の切断箇所発見で完全復旧は10月5日か - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/09/30 05:55 JST配信
 15日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、29日午前、別の切断箇所が新たに発見されていたことが明らかになった。これにより、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧するのは10月5日正午ごろとなりそうだ。

 15日の切断箇所の溶接作業は28日午前10時に開始され、29日21時の時点で完了している。一方、新たな切断箇所の作業は10月1日20時に開始され、10月3日午前7時ごろに完了する見込みだという。

 当初の予定では、台風など天候の影響で作業を行うことができないとして溶接作業の完了は10月4日の見通しとなっていた。その後、計画を前倒して10月1日に完了すると報じられたが、今回別の切断箇所が発見されたことにより完全復旧が更に遅れる事態となった。

確か10月上旬に完全復旧する予定と覚えていましたが、
復旧予定日
10月4日→1日→5日
と変化しているようですね。
復旧予定日その日にすぐにスピードが変わるということなく、
概ね1周間~10日間スピードが復旧するのにかかるのでやはり10月中旬頃までかかるような気がします。
と言うか新しい切断箇所が見つかった事で、復旧がもっと遅れるのかもと心配しています。

ベトナム渡航予定の方等もあれう程度、覚悟しておいて下さい。


本当に、APG(Asia Pacific Gateway)の完成が待たれます。

[HTB]: 海底ケーブルAPG(Asia Pacific Gateway)は日本と直接繋がります


2014年9月18日

海底ケーブル事故の完全復旧は10月6日の見通し

光海底ケーブル切断事故、完全復旧は10月6日の見通し - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/09/18 04:36 JST配信
 15日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、ケーブルの切断部分の溶接作業が29日より開始される。作業の完了は10月4日の予定で、10月6日以降、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧する見通し。

 FPT情報通信[FPT]傘下のFPTテレコムによると、台風など天候の影響で作業を行うことができない状況にあることから、完全復旧までには時間がかかる見込みだという。

 切断事故を受けてインターネットの接続スピードが通常比で約40%遅くなっていたが、事故発生後すぐに迂回ルートが設定されるなど迅速な対策が講じられたため、17日の時点では大幅に回復している。ただし、完全復旧まではしばらく影響が続きそうだ。

AAGの海底ケーブルがまた切断事故を起こしていますが、復旧は10月4日???
という事はまともになるのは、10月中旬でしょうか。


香港沖でまた光海底ケーブル切断、海外へのアクセスに影響 - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/09/16 18:22 JST配信
 15日午後23時26分ごろ、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故が発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。

 切断事故により、インターネットの接続スピードが通常比で約40%遅くなっている。FPT情報通信[FPT]傘下のFPTテレコムによると、7月に発生したブンタウ沖での同ケーブル切断事故の後、通信量を増大させるなどして対策をとってきたため、今回はアクセスにおいて前回ほどの大きな影響はないという。

 16日午後の時点で、まだ復旧の目処は立っていない。更に現在ベトナム北部へ接近中の台風15号の影響で作業を行うことができない状況にあることから、復旧には数日を要すると見られている。

なんかいつも中国大陸の近くで問題を起こしているような・・・。
本当に事故なのか。それとも中国政府が嫌がらせしているのか。


頻繁に事故(らしい)を起こしているAAGですが、APG(Asia Pacific Gateway)はどうなったのでしょうか?
個人的にには非常にこのAPGの完成を待ち望んでいます。
どこかに工事の進捗状況が出ていないのかな・・・

[HTB]: 海底ケーブルAPG(Asia Pacific Gateway)は日本と直接繋がります


2014年8月 8日

サイゴン動植物園の前でタクシーVINASUN運転手がバイクタクシー運転手を刺し殺す

(Cache by Peeer.us) (cache) 客待ちトラブルでバイタク運転手が死亡、ビナサン運転手を逮捕 - 三面 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/08/08 05:18 JST配信
 ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園の前で6日午前11時ごろ、客待ちの場所をめぐったトラブルで、ビナサンタクシー[VNS]の運転手がバイクタクシーの運転手を刺し殺す事件が発生した。
 死亡したのはバイクタクシー運転手のチャン・ゴック・ロイさん(53歳)。犯人はビナサンタクシーの運転手、グエン・ホン・ビン容疑者(38歳)で、事件後すぐに周辺の人々に取り押さえられ、警察に連行された。
 この日、ロイさんが動植物園前にバイクを停めて客待ちをしていたところ、ビン容疑者が道をふさぐようにタクシーを停車したため、ロイさんはタクシーを他の場所へ移動するようビン容疑者に求めた。しかしビン容疑者はこれに同意せず、2人は殴り合いになり、かっとなったビン容疑者はタクシーのトランクから鉄棒を取り出してロイさんに襲い掛かった。ロイさんは胸を刺されてその場に倒れ込み、救急搬送されたが病院へ向かう途中で死亡が確認された。周囲には大勢の目撃者がいたが、誰も恐怖で止めに入ることはできなかったという。
 現在、同市警察は、ビン容疑者から詳しい事情を聴いている。


サイゴン動物園はアパートから比較的近くにあるのですが、
そこで白昼堂々と殺人事件があった模様です。

サイゴン動物園といえば、子どもたちも多く来園し、観光客も訪れるところです。
サイゴン市内の主要な観光スポットには警備員がいますが、ここはいなかったのでっしょうか。


いずれにしても、
ベトナムのタクシー運転手は護身用の為に武器になるものをトランクの中に入れているようです。
私も一度同じような場面に出会った事があります。

観光で訪れた方等は、絡まれても相手する事なく急いで現場を離れるようにして下さい。


それにしても、VINASUNはホーチミン市内では一番多く見るタクシーです。
VINASUNタクシーに乗るのやめようかな~。



2014年7月23日

AAG海底ケーブル切断事故その後

(Cache by Peeer.us) 光海底ケーブル切断事故、30日に復旧工事完了 - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/07/23 04:29 JST配信
 15日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、ケーブルの切断部分の溶接作業が26日午前3時より開始される。復旧工事の完了は28日午前11時の予定で、30日午前11時以降、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧する見通し。

 切断事故を受けて15日からインターネットの接続スピードが大幅に遅くなっていたが、迂回ルートの設定が完了したことで21日ごろからだいぶ 回復している。なお、完全な復旧までは、大容量データを送受信する場合などでしばらく影響が続きそうだ。

30日頃完全復旧すると言っていますが、不便さが解消するのは一般にその2~3日後でしょうか?
やはり8月上旬まで続きそうですね。
やれやれ。


2014年7月21日

タンソンニャット空港出発ロビーの飲食店が値下げ

(Cache by Peeer.us) タンソンニャット空港、17日から出発ロビーの飲食店が値下げ - 経済 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/07/21 06:57 JST配信
 ベトナム民間航空局(CAAV)直轄の南部航空局はこのほど、ホーチミン市タンソンニャット空港の国内線・国際線出発ロビー内にある各飲食店に対して、17日午前4時までに、飲料やフォー(ベトナム風うどん)、ブン(米粉麺)、インスタント麺などの各種メニューを値下げするよう指示した。
 同局の指示によると、ミネラルウォーターを1本2万ドン(約97円)以下、飲料(ジュース、コーヒー)を1杯5万ドン(約242円)以下、フォー及びブンを1杯5万5000ドン(約266円)以下に値下げしなければならないという。
 同空港出発ロビー内の飲食店は2013年に販売価格を引き下げていたが、それでもミネラルウォーターが1本2万9000ドン(約140円)、フォーが1杯8万5000ドン(約411円)、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)が1本6万7000ドン(約324円)など、非常に高い価格設定のままだった。


ベトナムの物価に比べたら以上に高い値段設定だったタンソンニャット空港の飲食物が値下げになるようです。
今までは空港内での飲食物はどこでも高いと言う認識でしたが、タンソンニャット空港は異常でしたね。
それでもまだ高すぎますね。
出国検査を過ぎてのどが渇いたらがまするしかないか・・・


2014年7月18日

海底ケーブルAPG(Asia Pacific Gateway)は日本と直接繋がります

今年3回目?のトラブルをおこした海底ケーブルAAGですが、
よく見ると日本とは直接繋がっていなかったのですね。

http://www.asia-america-gateway.com/
map5.gif

今回の記事については以下のページが詳しいようです。

Damaged sea cables cause Internet speed woes in Vietnam | Tech | Thanh Nien Daily

cable_WVIB.jpg

The internet cable system that runs from Southeast Asia to North America was damaged Tuesday night, disrupting international connection in Vietnam.
A statement from managers of the Asia America Gateway, which carries 60-70 percent of the data transferred between Vietnam and overseas, said the cable broke at around 6.30 p.m. at the section between Vietnam and Hong Kong, 18 kilometers off Vung Tau coast and 19 meters under the sea.
Data transfer overseas such as web browsing, email, Internet calling will be affected due to possible traffic jams on back-up cables, the cable managers said, adding that local Internet services will remain normal.
.
.
.
VNPT (short for Vietnam National Post and Telecommunication Group) meanwhile has joined with Viettel, FPT and Hanoi-based telecom corporation CMC to invest in the Asia Pacific Gateway (APG) that has similar path as AAG or IA and is expected to start transferring data this year.
"Once APG and later cable systems are put in operation, Internet connection from Vietnam to overseas won't be affected much every time the AAG cable is broken," Dung said.


このページの最後の方に出ていたAPG(Asia Pacific Gateway)というのはどうも日本に直接繋がっているようです。
今まで、ニュースではいつもAAGの名前しか聞いていなかったのですが、
調べて見ると日本へも繋がっておりしかもNTTやFacebookまで参加や投資をしているようです。

Facebook Invests in Undersea Internet Cable in Asia
Facebook invests in 55-terabit intra-Asia submarine cable system | ExtremeTech

ニュース 2009年5月25日:アジア域内を結ぶ新たな海底ケーブル「Asia-Pacific Gateway」の建設計画について | NTT Com 企業情報
 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、アジア域内におけるトラフィックの急増と国際ネットワークの信頼性強化に対応するため、各国主要キャリアと共同でアジア地域を結ぶ新しい大容 量光海底ケーブル「Asia-Pacific Gateway」(略:APG)を建設することに合意し、その建設に関する覚書(MOU)を平成21年5月25日に締結しました。

で、ここにリンクされている地図が以下。

20090525a.png

こちらの海底ケーブルは、日本に直接繋がっています。
そして以下のニュースでは、運用開始は2014年6月となっています。

ニュース 2011年12月20日:アジア最大級の設計容量を持つ光海底ケーブル「Asia Pacific Gateway」の建設について | NTT Com 企業情報
【APGの概要】
 ・名称:  Asia Pacific Gateway (アジア パシフィック ゲートウェイ)
 ・総設計容量:  54.8 Tbps
 ・陸揚げ予定地:  日本、韓国、中国本土、台湾、香港、シンガポール、ベトナム、タイなど
 ・参加企業:  NTT Com、Chunghwa Telecom、KT Corporation、その他、中国、シンガポール、ベトナム、タイの通信会社など
 ・運用開始予定:  2014年6月


APG自体のHPのようなものは見つけきれませんでしたが、以下のページでは世界の海底ケーブルの様子が簡単に見れます。
Asia Pacific Gateway:Submarine Cable Map


他のサイトでもAPGの運用開始は2014年の第3四半期等と書いてありますから、そろそろじゃないでしょうか?
APGが完成すると日本ーベトナム間のネット状況もぐんと改善するのではないでしょうか?
期待したいですね。


2014年7月16日

またAAGの海底ケーブルが切断

(Cache by Peeer.us) ブンタウ沖で光海底ケーブル切断、海外へのアクセスに影響 - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
 15日午後18時36分ごろ、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故が発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。
 16日午前の時点ではまだ復旧しておらず、グーグルなどにアクセスしにくくなっている。AAGを通じて海外とのインターネット接続サービスを提供しているFPT情報通信[FPT]などのインターネット接続事業者の回線で大きな影響が出ており、復旧には数日を要すると見られている。なお、国内での通信に影響はないという。

また遅くなっているんでしょうね・・・。
いい加減にして欲しいですね。

中国が絡んでいるのが嫌ですね。
他のルートは新設できないんでしょうか?


2014年7月15日

ベトナムへのVISAなし滞在15日→30日へ延長

日本人などのベトナム滞在ビザ免除期間を30日間に延長へ - 観光 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/07/15 06:20 JST配信
 観光総局はこのほど、ベトナムを訪れる日本など7か国の外国人に対し、入国査証(ビザ)免除期間を現行の15日間から30日間に延長することを明らかにした。
 ビザ免除期間延長の対象となる国は、日本、ロシア、韓国、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデンの7か国。
 さらに、現在ビザ免除制度がないヨーロッパ諸国、北米、香港、台湾、オーストラリアなどの外国人に対しても、ビザ発給を緩和・免除する。
 同局は、今回のビザ免除期間延長とビザ発給の緩和・免除により、訪越観光客の多い国々からの更なる観光客の誘致を目指すとしている。

ベトナムへ出張される方には嬉しいニュース。
2種間の滞在が少し延びる可能性がある時でも安心ですね。
欧州の観光客は結構長く休みとるから、恩恵を受けるノルウェー、フィンランド、デンマーク、スウェーデンの人にとっても朗報ですね。


2014年6月 2日

ベトジョーが全ての過去記事公開

VIETJOベトナムニュース、過去記事公開のお知らせ - 日系 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
2014/06/02 14:10 JST配信
 VIETJOベトナムニュースは2014年6月1日、これまで有料サービス「VIETJOサーチ」として提供して参りました過去記事2万4858件をすべて公開しました。
 2002年に配信を始めたVIETJOベトナムニュースは、今のベトナムを映す様々なジャンルの情報を日本語で速報してきました。当初はブログという形で始まった当サイトもスポンサー様や読者の皆様に支えられ、12年目を迎えました。
 今後はサイトの運営維持というステージから、情報をさらに充実させ、開設当初からの運営理念である、ベトナムの地に降り立ったらすぐに生活、ビジネスができるような、誰にでも利用して頂けるベトナム情報サイトを目指してゆきたいと思っております。また、2万4858件の過去記事データベースの公開を期に、これらの過去記事を活かし、過去から現在までの情報の厚みという付加価値を加え、より立体的なベトナム情報をお届けする、というステージに軸足を移してゆきたいと思っています。
 また、毎日記事を配信することで、今後ますます情報の厚みが増してゆきます。これらを分野別にトピック化し、トピックという縦軸と、時間という横軸を織り込んだ、より幅のあるコンテンツを配信してゆく予定です。また、ご利用の皆様方がベトナムについて気軽に、しかも詳細に調べられるような検索機能の強化も図ってゆきたいと思っております。
 今後ともVIETJOベトナムニュースを宜しくお願いいたします。

2014年3月16日

海底ケーブルが完全復旧

(Cache by Web魚拓) (cache) 光海底ケーブル、メンテナンス完了でアクセスが完全復旧 - 経済 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
 ベトナムでインターネット接続サービスを提供している通信事業社各社によると、光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」のメンテナンス作業が完了し、3月14日午前6時より、アクセスが完全に復旧した。

 AAGでは昨年12月20日、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ区間のケーブルの切断事故が発生。数日後には、アクセスが復旧したが、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)は、今月2日から改めてメンテナンスを行うと発表していた。当初作業は9日までに完了する予定だったが、作業が長引き、14日朝に全ての作業が完了した。

 なお、AAGでは一昨年の8月にも切断事故が発生しており、その度にベトナムから海外へのアクセスに大きな影響が出ていた。

2週間ほど前からまたネットの調子がおかしいと思っていたら、案の定海底ケーブル絡みのイベントがあったようです。
完全復旧という事らしいのですが、なんかまだ本調子じゃないような・・・


どうやら、以下のニュースを見落としていたようです。

(Cache by Web魚拓) (cache) 光海底ケーブル、3月2日からメンテナンス、海外へのアクセスに影響 - 社会 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
 ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)は、3月2日午後11時から9日にかけて、光海底ケーブル「アジア・ア...

これで、ネットの遅さに納得。


2014年3月14日

イオンベトナム2号店、ビンズオン省に11月1日オープン予定

(Cache by Web魚拓) (cache) イオン2号店、ビンズオン省に11月1日オープン - 日系 - VIETJO 日刊ベトナムニュース
 イオングループ傘下イオンベトナムの西峠泰男社長はこのほど地元紙の取材に応じ、ベトナム2店舗目のショッピングモール「イオン・ビンズオン」を11月1日にオープンすると明らかにした。
 同店舗は、東南部ビンズオン省にあるベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)近くの6ヘクタールの用地に建設されている。総床面積は7万5000平方メートルで、うちテナント向け面積が4万5000平方メートル。同店舗のオープンにより、約2000人の雇用創出に繋がると見込まれている。同社は現在、スペースの賃貸について約100社と交渉を進めているという。
 なお、今年1月にオープンした1号店「イオンショッピングモール・タンフーセラドン」の客足は順調に推移しており、平日の来場者数は平均3万人、週末には1日7万人を集客しているという。
 また同社は今年1月、ハノイ市人民委員会より、3店舗目のショッピングモール「イオンモールヒムラム」の建設認可を受けている。同店舗は、面積10ヘクタールで、同市ロンビエン区サイドンB工業団地に建設中の「ハノイITパーク」内に開業する予定。


イオンのベトナム2号店は11月1日にオープンだそうです。

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先月、2月に現場を通った時はまだ2014年の第4四半期完成というだけでした。

DSC06526_1024-14.jpg
まだクレーンが建っています。

場所は、国道13号線沿い。ソンベーゴルフ場を過ぎて右手、磁器メーカーのMinh Long社のショールームの手前になります。


2013年12月28日

ネット接続がダメダメです

とにかくネットのスピードが遅すぎです・・・
ストレスたまりすぎです。
ここ数年で最悪の状態だと思います。
これじゃ、ネット使って仕事している人、ほとんど仕事にならないんじゃないかな?


スピードがよくなるのは、23:00~9:00ごろ。
ファイルのアップロード、ダウンロードはこの時間にやるしかなさそうです。


香港の辺りで中国が故意に遮断して嫌がらせやっているんじゃないかな。


[HTB]: また海底ケーブルが切断・・・


2013年12月23日

また海底ケーブルが切断・・・

(Cache by Peeer.us) 光海底ケーブルが切断、海外へのアクセスに影響 - [VIETJO ベトナムニュース]
 12月20日午後6時ごろ、東南部バリアブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故が発生し、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに影響が出ている。
 21日午後の時点ではまだ復旧しておらず、グーグルサーチやフェイスブックなどにアクセスしにくくなっている。AAGを通じて海外とのインターネット接続サービスを提供している◇ベトナム郵政通信グループ(VNPT)、◇ベトテル軍隊通信グループ(Viettel:ベトテル)、◇FPT情報通信[FPT]などの回線でも大きな影響が出ており、復旧には最低でも数日を要すると見られている。
 なお、光海底ケーブルの切断事故は今回が初めてではなく、昨年8月にも同様の事故が発生している。

ここ2週間ほどインターネットの調子がおかしいと思ったら、また海底ケーブルの切断事故・・・
勘弁してくださいですね。

ニュースでは、「12月20日午後6時ごろ」と特定していますが、
先週末からは特に酷いです。

平日に戻って、ビジネスなどでの切断の影響が広がっているんじゃないでしょうか。
復旧には最低でも数日を要すると見られている」とあるけど、
数日で落ち着くんだろうか・・・
今週末にはまともになるの?

どうも、ベトナム-香港間は線が細いのでしょうか?
なんかあるとすぐに止まってしまうようです。
日本がお金出して、太いケーブルに変えて欲しい・・・


2013年10月 3日

御冥福をお祈りいたします

(Cache by Peeer.us) ホーチミン:日本人女性がバスターミナルでバスにひかれ死亡 - [VIETJO ベトナムニュース]
2013/10/01 18:28 JST配信
 ホーチミン市1区のベンタイン・バスターミナルで9月30日午後3時30分頃、日本人女性がバスにひかれて死亡する事故が発生した。30日付VNエクスプレス等が報じた。

 被害者は、ホーチミン市人文社会科学大学の1階自習スペースで、学生らに日本語を教えていた宮本美智子さん。宮本さんは7区の自宅に帰るため、バスターミナルを利用しようと道路を渡る際に転倒。そこに運悪く、客を降ろすためにやってきたバスのタイヤの下敷きになり、死亡した。なお、運転手はその場から逃走している。

 宮本さんはホーチミン市在住10年以上。以前遭った交通事故の後遺症で、足が不自由だったため、普段から松葉杖を使って生活していたという。宮本さんの生徒によると、宮本さんは毎日バスを乗り継いで大学まで来ては、日本語を学びたいという学生らに日本語を教えていた。また、ある学生は「先生はとても熱心で、暑い日も雨の日も関係なく毎朝7時にやってきて、日本語を教えてくれました。ただ最近はお体の具合がすぐれなかったようで、午後3時~4時に帰宅されていました」と語った。

 宮本さんが同大学の自習スペースで日本語を教え始めたのは5年以上も前のことだ。初めは日本語で会話の練習がしたいという学生を相手にボランティアで教えていた。次第に生徒の数が増えていき、お金を払ってでも習いたいという学生まで現れるようになり、それ以降は生徒1人当たり月10万ドン(約465円)で教えていたという。

最初はYahooのニュースで見たのですが・・・
日本語をほぼボランティア価格で教えられていた方なのですね。
「以前遭った交通事故の後遺症で、足が不自由だった」という事ですが、これもベトナムでしょうか。

知り合いのアメリカ人たちも、先日ハノイで亡くなられた西村昌也氏を含め、最近日本人が二人も交通事故で亡くなった事を知っていました。

それにしても、バスの運転手がその場から逃走なんて、考えられないですね。


2013年8月17日

滞在VISA3か月以上あれば、ベトナムで不動産購入可能になる?

(Cache by Peeer.us) Foreigners with over-3 month visas can buy houses in VN: Proposal | Tuổi Trẻ news
Under a proposal by the Construction Ministry, all foreigners staying in Vietnam on a visa that is valid for more than three months can buy houses in the country and may hold house ownership for 50 to 70 years.

詳しくは読んでいませんが、今まで全くできなかった外国人によるベトナムでの不動産の購入が可能になったようです。

これで、ベトナム人と結婚した日本人がその人の名義で自宅を購入できるようになったのかもしれませんね。
不動産が購入出来ない為に、ベトナム人名義にしてやりたい放題やられて最後は乗っ取られたという事も多いと思うのでこの辺は朗報だと思います。


2013年8月16日

ヘリコプターの旋回は、消火避難訓練でした

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(Cache by Peeer.us) ホーチミン:過去最大規模の消火演習を実施、救護ヘリも出動 - [VIETJO ベトナムニュース]
2013/08/16 06:31 JST配信
 公安省とホーチミン市人民委員会は14日、同市1区のダイヤモンドプラザで、ヘリコプターを使った大規模な消防及び救助演習を行った。15日付タインニエン紙(電子版)などが報じた。

 この日の演習は、ダイヤモンドプラザの5階に入居するKFCの厨房でガス漏れによる爆発が原因の火災が発生したという設定だった。シナリオによると、火は瞬く間に5階全体を飲み込み、周辺の階へと広がっていった。そして、火と煙を避けるため、屋上に逃れた要救助者が多数、取り残された。

 火災発生の通報を受けてから6分後、消防隊が現場に到着。すぐに応援を要請し、ヘリコプター2台、消防車、はしご車など計99台が出動。延べ出動人員は2800人という過去最大の大規模な演習となった。作戦指導部のもと、消火作戦が発動すると、各隊員は速やかに消火及び救助活動を遂行し、火災発生から約45分後に鎮火の号令が鳴らされた。

2週間前からホーチミン中心部の上空を旋回していたヘリコプターですが、
消火演習の為の物だったようです。
上記のニュースによれば、2800人を動員した過去最大規模の消火、救助演習が韓国系デパートのダイヤモンドプラザで行われたそうです。

以下のサイトによれば、詳しい様子がわかります。訓練に参加したのは参加したのは約4000人だそうです。
訓練に参加したヘリコプターから撮った珍しい写真もあります。

(Cache by Peeer.us) 4,000 take part in fire drill at HCMC high-rise | Tuổi Trẻ news
More than 4,000 people took part in a national-scale firefighting exercise at Diamond Plaza, a high-rise office building in Ho Chi Minh City, on Wednesday, the largest-ever such drill in the country.

ダイヤモンドプラザは、フランス大使館、サイゴン大教会の隣に位置し、また南ベトナム大統領府だった統一会堂とアメリカ大使館の間に位置しています。
DSC03304_1024-13.jpg
サイゴン大教会とダイヤモンドプラザ。
右側の高い建物の屋上がヘリパッド?
アルカイダによるテロの危険性も高かった事もあってこの場所になったのか・・・


それにしても、8月14日に行われた演習の為に、ヘリコプターが上空を旋回していたのは、
8月3、8、12、14日予行演習も必要だったかもしれませんが、これだけの日にヘリコプターが飛んでいたというのは、ほかに何か理由があったのか。



2013年8月 8日

ホーチミン市の1区と3区の電線地中化、2015年末までに完了?

(Cache by Peeer.us) ホーチミン:1区と3区の電線地中化、2015年末までに完了へ - [VIETJO ベトナムニュース]
2013/08/08 12:31 JST配信
 ホーチミン市内の各道路では、電柱で複雑に絡み合う電線をよく見かける。危険な上に都市美観を損ねているこうした状況を改善するため、ホーチミン市電力総公社(HCMPC)は市内の電線地中化計画を進めている。2015年末までに中心部の1区と3区で地中化を完了させる予定だ。5日付ゾアンニャンサイゴン紙(電子版)が報じた。

 HCMPC計画課のブイ・チュン・キエン課長によると、1区と3区の地中化が完了すると市内の電線地中化率は中電圧送電線が35%、低電圧送電線が20%となる。  2016~2020年期には多くの区で、中電圧送電線、低電圧送電線、さらに通信ケーブルを同時に地中化する。実施地域はフーニュアン、ビンタイン、タンビン、タンフー、ゴーバップ、ビンタン、4、5、6、7、8、10、11の各区。残りの区と郡では、行政・商業中心地で電線を地中化する。

 通信ケーブルの地中化は、2003~2005年にレロイ通り、レズアン通り、グエンフエ通り、ナムキーコイギア通り、グエンバンチョイ通りで試験的に実施されたが、その後ほとんど行われていなかった。今年からは通信会社5社がHCMPCと協力して、電線と通信ケーブルの地中化を同時に進めることになった。
にわかに信じられませんが、2015年末ってあと、1年と4か月ですよね。

ベトナムの事なので、まともに完了するとは思えません。
大通りは地下に埋設可能だとしても、通りから迷路のように伸びている路地添いの電線は、
これには入っていないのでしょうね・・・

「電線と通信ケーブルの地中化を同時に進める」というのは、これを行わないと路上の電線はなくなりませんね。


2013年6月 3日

ハノイで再び反中デモとサーチナの記事

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(Cache by Peeer.us) ハノイで半年ぶりの反中デモ、中国船の体当たり事件受け - [VIETJO ベトナムニュース]
2013/06/03 15:01 JST配信
 ハノイで2日、南シナ海の領有権問題を巡って中国に抗議する市民デモが発生した。反中デモは2012年12月以降半年ぶりとなる。2日付BBCなどが報じた。

 デモ参加者はピーク時にはおよそ200人に達したと見られる。参加者は「中国は南シナ海から出て行け」「打倒侵略者中国」といったスローガンを掲げ、ホアンキエム湖周辺を行進した。
 参加者によると、8時半から始まったデモは10時頃まで行われたが、デモ参加者は私服警察により段階的に拘束された。若者を中心に27人が拘束された模様だが、中には仏AFP通信社の記者2人が含まれていたという。拘束者の殆どが数時間で解放された。
 ベトナムと中国はチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)とホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)などを巡って領有権を争っており、3月に中国船によるベトナム漁船への発砲事件、5月には中国船がベトナム漁船に体当たりする事件が起きており、中国の度重なる主権侵害行為にベトナム国民の不満が高まっていた。

昨日、ハノイで反中デモが発生した模様です。
ハノイは、北ベトナムの土地柄南ベトナムよりも親中かと思っていましたが、
昔のニュースなんかでもハノイの方が反中デモが多く起こっていますね。
南(ホーチミン)の方は、土地柄ノンポリというかあんまり政治活動には動きが鈍いのかも。

ところで上記の記事は、BBCからの引用のようです。
当該記事は多分、
VN bắt hơn 20 người biểu tình chống TQ - BBC Vietnamese - Việt Nam
Google翻訳で英文で表示
VN arrested more than 20 protesters against China : Google翻訳
のようなのです。

ところが、たまたま見たMSNニュースで同じ出来事のサーチナの記事が紹介されていました。

(Cache by Peeer.us) ベトナム・首都ハノイ中心部で反中デモ、当局が30人を逮捕- 最新ニュース|MSN トピックス
 ベトナムで反中デモが発生した原因としては、「政府による土地の強制徴用」、「腐敗問題」、「経済の低迷」などで、群集のベトナム共産党に対する不満が高まっていることもあるという。(編集担当:如月隼人)

このニュースの引用した上記の部分。
BBCの記事には英文をぱっと見た限りではこのような表現はありませんでした。
ベトナム人に「ベトナム共産党に対する不満」が少なくともあるというのは理解できますが、デモで掲げていたバナーなんかも中国に対する領土問題の内容だったし・・・
なんか中国国内の問題と同様にとらえてしまった中国現地人が翻訳した文章のようにも感じますね・・・
確証はありませんが、なんか違和感があります。


1年ほど前から、中国、韓国のニュースとして、サーチナ、レコードチャイナ他の記事が大手のポータルサイトに引用されるようになりましたが、現地採用の現地よりの記事に書き換えられている場合も多いようですので気を付けた方がいいと思います。
私は基本的にサーチナ、レコードチャイナは見ないようにしています。
大手のポータルサイトも、安い値段で海外のニュースが手に入るというだけで内容はどうでもいいというのは再考してほしいですね。


2013年5月31日

ベトナム、今度は逆にVISAなし入国期間を延長?

(Cache by Peeer.us) 日本など7か国に30日間のビザ免除を検討へ - [VIETJO ベトナムニュース]
2013/05/28 08:02 JST配信
 直近の観光に関する国家指導委員会の会合で、日本、韓国、ロシア、北欧4か国(フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)からの観光客に対して実施しているビザ免除について、免除適用期間を現行の15日間から30日間に延長するよう提案する意見が出された。26日付VNエクスプレスが報じた。

 これを受け、ホアン・チュン・ハイ副首相は関連当局に対し、この7か国に対するビザ免除のこれまでの政治・経済効果や治安への影響について評価し、今後の方針を提案するよう指示した。
 ビザ免除については4月、「ビザ発給手数料として得られるはずの5000万ドル(約50億円)を喪失している」として、ビザ免除廃止の意見が出されていたが、ベトナム観光協会はビザ免除の継続を強く訴えていた。
 ベトナム観光協会のブー・テー・ビン副会長は、タイは55か国、マレーシアは155か国に対しビザ免除を実施しており、ビザ免除を廃止すればベトナム観光業界は競争力を失うと強く訴えている。ビン副会長によると、ビザ免除国のうち韓国、ロシア、日本の3か国からの観光売上高は20億ドル(約2000億円)、付加価値税(VAT)収入は2億ドル(約200億円)にも上り、ビザ免除を廃止すればビザ発給手数料による収入以上に売上や税収が激減する恐れがある。

以前のエントリー、
[HTB]: ベトナム、ビザ発行手数料目当てに入国ビザ免除廃止を検討?
にて、ベトナムが入国VISA免除廃止を検討しているニュースをお伝えしましたが、
今度は正反対に、現在の15日間のVISA免除期間を30日に延長しようというもの。


VISA免除廃止のニュースは、
・ 文化スポーツ観光省が観光業界の意見を聞いた時のもの
・ VISA免除廃止による収入アップは50億円

一方今回のVISA延長のニュースは、
・ 国家指導委員会の会合での提案
・ VISA免除の国、韓国、ロシア、日本の3か国からの観光売上高は2000億円。付加価値税(VAT)収入は200億円。この分がVISA免除により減少するという試算(ただしいくらかなのかは不明)

という違いがあります。
まあ、ほかの観光立国のVISAや入国制限基準から言って、
「VISAなし入国期限を30日に延長」の方が。
欧米の長期滞在型の観光客を増やす事になるのでベトナムの為にはよいのではと思います。
工場立ち上げなどの、出張組も滞在しやすくなると思います。


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