2012年4月30日

ODAに頼るホーチミン市の電線地中化案

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ホーチミンでは歩道上に凄い数の電線が走っているのをよく見かけます。
一応昔から地中化にする計画はあるらしいのです。

 ホーチミン市電力総公社はこのほど、同市人民委員会に対して、「2025年までの市内電線地中化案件」向けに政府開発援助(ODA)の誘致を検討するよう提案した。17日付カフェエフが報じた。

 同社は、今年中に市内中心部の主な交差点・道路における中電圧送電線(18キロメートル)および低電圧送電線(43キロメートル)の地中化を実施する予定。更に2015年には1区と3区、2025年までには市内全域の電線地中化工事を完了させる計画。

 なお、2015年までの同市における電力開発案件向け総工費は17兆ドン(約659億円)の見通し、この内、同市から拠出できる金額は年間6000億ドン(約23億2600万円)程度と見られている。


でも結局は、外国からのお金に頼ってしまうという事か。


ホーチミン:電線地中化事業に8200億ドン必要 - [VIETJO ベトナムニュース]
 ホーチミン市電力社はこのほど、2010年までに市内の50%の電線を地中化する計画案を完成した。それによると、今年から2008年にかけては市中心部(1、3、ビンタイン、フーニュアンの各区)で合計74キロを、2008年から2009年にかけては83キロを、2009年から2010年にかけては80キロを地中化する計画。総工費は約8200億ドン(約62億円)と見積もられている。

8200億ドン必要だけど、自力で拠出できるのは6000億ドンなので、差額2200億ドンはODAでまかなおうという事でしょうね。


ホーチミン:グエンチャイ通りの電線地中化が完了 - [VIETJO ベトナムニュース]
 ベトナム郵政通信総公社(VNPT)傘下のホーチミン市通信社(ホーチミン市テレコム)は9日、同市1区グエンチャイ通りの電線地中化工事を完了した。10日付タインニエン紙(電子版)が報じた。

 同工事はホーチミン市テレコムが投資主となり、情報通信省通信局や交通運輸省、電力会社、ケーブル会社、同市人民委員会などと協力して工事を進めてきた。

 また、同工事は米国の最新施工技術を使用した同市で初めての案件で、これにより大幅な施工期間の短縮に繋がったという。同社は今後も市内の電線地中化工事を進めていく方針だ。

グエンチャイ通りでは電線の地中化が完了したらしいですね。
どうなっているんだろう。全く電線がなくなったのかな?


<日メコン首脳会議>5カ国に6000億円のODA拠出合意 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
 日本とメコン川流域5カ国による「日メコン首脳会議」が21日午前、東京・元赤坂の迎賓館で開かれた。5カ国が加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)が15年に共同体を発足させることを念頭に、国境をまたぐ幹線道路の整備など5カ国の連結の強化や経済成長を促す基盤づくりのため、日本が今後3年間で約6000億円の政府開発援助(ODA)を供与することなどを盛り込んだ「日メコン協力のための東京戦略2012」を採択した。

 会議には、野田佳彦首相のほか、フン・セン首相(カンボジア)▽トンシン首相(ラオス)▽テインセイン大統領(ミャンマー)▽インラック首相(タイ)▽ズン首相(ベトナム)--が出席。野田首相は冒頭、「メコン地域の開発と発展は東アジアの発展と安定の鍵だ。我が国のメコン地域重視の姿勢は不変で、今後も成長と繁栄を共有する環境を整備していくつもりだ」と語った。

 東京戦略2012は、09年の第1回会議で採択された「東京宣言」に代わる新たな日メコン協力のビジョンを示す文書だ。今後の協力について、(1)メコン域内の連結性の強化(2)メコン域内の格差是正を含めバランスのとれた発展を目指す(3)人間の安全保障や環境保全に配慮する中で持続可能な成長を目指す--の3本柱で進めると規定。そのうえで、経済発展を促す基盤となるインフラ整備などのため、日本が約6000億円のODAを供与するとした。

2012年4月21日には、日本が6000億円のODA拠出を決めたので、
ベトナムとしては、早速日本のODA拠出金で計画を進めるようになるのでしょうね。


2012年4月26日

ベトナム中部の謎の皮膚病は原因がわかった模様です

【追記】 2012年6月10日
本エントリーで、流行している皮膚病の原因は特定されたようだと書きましたが、
原因と考えられたリケッチアと言う細菌は原因でない事がわかったようです
という事で原因は不明と言う事のようです。(2012年6月10日、追記を追加した日現在)
1日も早い原因の特定を望みます。
参考ブログエントリー
TROPICAL な日々: 謎の皮膚病(続報)感染症ではない。。
当サイトの参考エントリー
[HTB]: ベトナム中部の謎の皮膚病は原因はまだ特定されていないようです


謎の皮膚病で19人死亡、WHOも懸念 ベトナム - MSN トピックス
【4月24日 AFP=時事】ベトナム中部で謎の皮膚病が発生し、世界保健機関(WHO)や現地の医療関係者の間で懸念が広がっている。

 この病気にかかると手足が硬くなり、ひどいやけどのような潰瘍ができる。すでに170人以上が発症し19人が死亡しているが、原因は分かっていない。

 WHOのハノイ(Hanoi)事務所長は、まだベトナム政府から支援要請を受けていないためWHOはこの病気の公式報告を見ていないと語った。患者は中部のクアンガイ(Quang Ngai)省のバト(Ba To)地区に集中しているもようで、WHOとしては、それ以外の地区でこの病気が発生したとの情報は聞いていないという。

 バト地区の医療センター長は、ベトナム保健省の調査結果が出ていないため詳しいことは分からないが、自分が知る限り政府は外国の専門家をこの地区に招いて調査に協力してもらう方針のようだと述べた。また、亡くなった人の多くは10歳未満の子供だと付け加えた。

 この病気に感染した人のうち約1割は深刻な肝臓障害になるが、感染力はあまり強くなさそうだと報じられている。(c)AFP=時事/AFPBB News

一昨日、ベトナム中部に謎の皮膚病が発生しているというニュースがありました。

しかし、原因が特定されたようです。

ホーチミン市の病院に勤務される内科医、terawaka先生のブログによると、

TROPICAL な日々: 謎の皮膚病判明 リケッチア Rikettsia in VN
ベトナム中部で、謎の皮膚病の話題がありましたが、原因が判明してきたようです。
その原因はリケッチアという細菌です。

Saigon Giai Phong の英訳
http://crofsblogs.typepad.com/h5n1/2012/04/vietnam-rickettsia-virus-identified-as-cause-of-bizarre-skin-disease.html

この英訳ではリケッチアはウイルスということになっていますが。細菌です。ですから抗生物質による治療が可能です。

という事のようですからひとまずは安心。

ただし

TROPICAL な日々: 謎の皮膚病判明 リケッチア Rikettsia in VN
今回リケッチアであることは判明しましたが、まだどの菌であるか、新種の菌なのか、どういう経路で感染が広がっているかは判明していません。

という事ですから続報を待ちましょう。


2012年4月 7日

Hoang Longタクシーが空港からボッタクリ

ホーチミン:日本人旅行者が空港タクシーでぼったくり被害 - [VIETJO ベトナムニュース]
 3月29日の深夜、ホーチミン市タンソンニャット空港からタクシーで同市中心部に向かった日本人旅行者の女性が運転手から、不当に高い金額請求された上、荷物を盗まれる事件が発生した。4日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

 被害者は日本人女性のオノ・アユミさん(27歳)。問題のタクシーはサイゴン・ホアンロンタクシーの車両で、アユミさんは29日の深夜0時頃、このタクシーに乗り、同市1区ファムグーラオ地区デタム通りに向かった。

 目的地に着いたとき、メーターは25万2000ドン(約1008円)と表示されていた。アユミさんは運転手に50万ドン札(約2000円)を渡したところ、運転手は指を3本立て、更に100万ドン(約4000円)を請求した。運転手は計150万ドン(約6000円)をぼったくると、今度はATMまでタクシーを走らせ、現金を引き出してくるよう命令し、アユミさんをタクシーから降ろした。アユミさんがATMボックスに入った瞬間、タクシーは発進し、アユミさんの荷物を載せたまま走り去った。

 一人取り残されたアユミさんは、ベトナム人の友人に連絡し助けを求めた。友人の助けもあり、その後、問題のタクシー運転手がサイゴン・ホアンロンタクシーのグエン・タイン・ハイ運転手であることをつきとめた。ハイ運転手は、公安の取調べに対して、当初否認を続けていたが、後に犯行を認めている。

 サイゴン・ホアロンタクシーのレ・フイ・クオン副社長によると、ハイ運転手は騙し取った現金と殆どの荷物を被害者に返還した。しかし、衣類や化粧品など行方が分からない物については、会社が弁償として300万ドン(約1万2000円)を支払ったという。


4月9日、HOTNAM!の記事も追加しました。
犯人が見つかったのは、被害女性の忍耐強さが功を奏したようですね。
やはり、被害を届けてからもたらい回しされていますね。

日本人女性からぼったくり、悪質タクシー運転手に業務停止命令 - HOTNAM!ベトナム最新情報
 3月29日午前0時頃、日本人女性Aさん(27歳)は、ホーチミン市Tan Son Nhat空港に到着し、Sai Gon Hoang Longタクシーで1区De Tham通りに向かった。到着するとメーターには25万2,000ドン(約13ドル)と表示されており、50万ドン(約25ドル)を渡すと、運転手は指を3本立てた。50万ドン札をさらに2枚取り出すと、運転手はそれも奪った。運転手は金を下ろすようにとAさんをATMに連れて行き、Aさんがボックスのなかに入ると車を発進させ、全ての荷物を持ち去った。

 その後Aさんは、Sai Gon Hoang Longタクシー社を訪れ、運転手Nguyen Thanh Haiが犯人だと特定した。ところがHaiは犯行を認めなかったため、AさんはPham Ngu Lao街区公安、Tan Binh区第2街区公安、Tan Son Nhat空港安全センター、Sai Gon Hoang Longタクシー社をたらい回しにされた。

 Tan Son Nhat空港安全センターの代表は、Aさんの証言と監視カメラの映像により、Aさんが2つの荷物を持ち、Haiのタクシーに乗車するのを確認した。聞き取り後、HaiはAさんから150万ドン(約75ドル)奪ったことを認め、荷物を探すことを約束した。

 Sai Gon Hoang Longタクシー社はHaiに業務停止を命じ、捜査機関の結論を待っている。Tan Son Nhat空港安全センターは、Haiに空港内での無期限の活動禁止を命じている。

新しい空港になって、強引な白タクの客引きがいなくなリましたが、
このようなニュースになるくらいなので、
未だにタンソンニャット国際空港からのタクシーのボッタクリは多いようです。

被害に合われた日本人の方には心よりお見舞い申し上げます。

このボッタクリタクシー運転手が所属している、ホアンロンタクシー(Hoang Long Taxi)は、
ホーチミン市内でも時々見かけるタクシーで私も緊急な時に何回か乗った経験があります。
ニュースからだけの文面ですが、この会社の教育方針の変更、モラルの向上などは
期待出来ないようなので、ホアンロンタクシー(Hoang Long Taxi)の画像を載せておきます。

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このタクシーには、できるだけ乗らないようにしておきましょう。
確か、Hai Ba Trung通りのPark Hyattホテルの近くでよく見かけると思います。
ホアンロンタクシーは、一部の日本人のサイトで優良タクシーと紹介されていますが、
こういう事をする運転手がいて、ニュースになった以上、
優良タクシーとしては扱わない方が良いと思います。


という事で市内では余程のことがない限り、大手のタクシーを使いましょう。(特に女性一人の場合等)
大手で一番ボッタクリ頻度が低いと思われるタクシー会社です。
続きにこれら優良タクシー会社を紹介しておきます。
このブログでは何回も紹介しています。



2012年3月18日

ホーチミン市、タクシー料金の値上げ

 今月7日にガソリン価格が引き上げられたことを受け、ホーチミン市で営業するタクシー会社各社は12日から、1キロメートル当たりの運賃を600~2000ドン(約2~8円)一斉に値上げした。12日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。

 各社の運賃1キロメートル当たりの値上げ幅は下記の通り。

◇ビナサンタクシー株式会社[VNS]
・4人乗り:1000ドン(約4円)
・7人乗り:2000ドン(約8円)

◇マイリンタクシーグループ
・4人乗り:600ドン(約2円)
・7人乗り:1000ドン(約4円)

 この他、◇ホアンロンタクシー、◇フオンチャンタクシーなどでも、600~1000ドンの値上げとなっている。

また値上げになりました。
まだまだ値上がりは続く・・・


2012年3月 9日

第7回ホーチミン市ブックフェアが開催されます

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よく通るレバンタム公園で何かのイベントの用意があってました。


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フレームを組み立てている所。
一人は裸足でした。
裸足のほうが、登りやすいんでしょうね。


帰宅して調べてみると、3月19日~25日まで、第7回ホーチミン市ブックフェアというのが開催されるようです。


12/20/2011 08:10
7th HCM City book fair 2012 opens

(Cinet)- From March 19-25, 2012, the seventh Ho Chi Minh City Book Fair 2012 with theme "Knowledge of Books - Integration and Development" opens attracting to hundreds of works.


The exhibition section will present rare and old publications together with books on the late president Ho Chi Minh, the history of Ho Chi Minh City, and Vietnam's seas and islands.


2年に1回といっている割には、2011年の入場者数とか、売上とかが乗っているので???
なのですが、多分これは2010年のデータなのでしょうか?

本の販売だけでなく、ベトナムの古文書の展示もあるとか。
もしかしたらベトナムが漢字を使っていた頃の昔の書物の展示があるのでしょうね。

今年は行ってみたいと思います。



2012年3月 5日

世界で最もメジャーな苗字トップ10、「グエン」が4位 - [VIETJO ベトナムニュース]

 観光情報サイト「Theworldgeography.com」はこのほど、「世界で最もメジャーな苗字トップ10」を発表し、ベトナムで最も多い苗字「グエン(Nguyen)」が4位にランクインした。29日付VNエクスプレスが報じた。

 同ランキングトップ10は下記の通り。
 
◇1位:リー(Lee、Li)、約1億人以上
◇2位:チャン(Zhang)、約1億人
◇3位:ワン(Wang)、約9300万人
◇4位:グエン(Nguyen)、約3600万人
◇5位:ガルシア(Garcia)、約1000万人以上
◇6位:ゴンザレス(Gonzalez)、約1000万人
◇7位:エルナンデス(Hernandez)、約800万人
◇8位:スミス(Smith)、約400万人
◇9位:スミルノフ(Smirnov)、約250万人
◇10位:ミラー(Muller、Miller)、約100万人

 「グエン」はベトナムで最も多い苗字で、国内人口の約40%を占めている。また、越僑として海を渡った「グエンさん」も大勢おり、◇オーストラリア、◇フランス、◇米国、の国内苗字ランキングで、それぞれ、7位、54位、57位に就けている。

なるほど、グエン(Nguyen)さんは、世界で4番目に多い苗字か・・・。

中国名のリーさんが多いのはなんとなく納得。
中国といえばこの会社が調べた苗字リストに載っていない、内陸部にすごい数の雄ねじ苗字の人がいるとか・・・。
そんな事は無いですよね。
英語名のSimthやMillerが8位と10位に入っていますが、中華系スペイン系の名前が多いです。
まあ、世界の人口に対して比率が高い人種だから当然といえば当然ですね。
グエン(Nguyen)さんの名前がトップ10に入ったという事は、ベトナム人の人口も多いという事ですね。
オーストラリア、アメリカ、フランスで多い名前のようです。
という事はこれらの国にベトナム人が多いという事ですね。


THE WORLD GEOGRAPHY: 10 of the Most Common Surnames in the World
A surname is a name added to a given name and is part of a personal name. In many cases, a surname is a family name. Some surnames are rare, and the others are so common that their population can be measured by millions. This is a list of some of the most common surnames in the world.

ところでこの記事の元記事。
詳しい説明があってなかな興味深いです。

第3位のワン(Wang)は、説明では中華圏でないアジアで韓国、日本、ベトナムでもよく使わ荒れているとあります。
Wangと言うのは、日本語(又は中国語)で、「王」ですよね。
静岡大学の日本の姓の全国順位データベース
で調べると、「王」さんは、日本では3500位くらいの多さなので決して多い苗字ではないようです。


2012年3月 3日

世界にあまり知られていないベトナム経済10の事実 - [VIETJO ベトナムニュース]

マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)がこのほど発表したレポート「ベトナムの持続的な経済成長:課題は生産性」は、世界にあまり知られていないベトナム経済10の事実を紹介している。29日付VNエコノミーが報じた。

1、ベトナムの経済成長率の高さは、アジアで中国に次いで2位。1986年のドイモイ(刷新)政策開始からこれまでの国内総生産(GDP)の平均伸び率は5.3%。

2、ベトナムの産業構造は農業から工業に急速に転換中。労働人口の割合は過去10年で、農業が13%減少し、工業が9.6%、サービス業が3.4%上昇した。

3、コショウ、カシューナッツ、コメ、コーヒーの輸出量は世界で1位または2位を誇る。

4、ベトナムは「中国+1」ではない。中国と異なる点は、家計消費のGDP比率が65%と中国の36%を大きく上回ること。

5、ベトナムは外国企業の魅力的な投資先。各種のアンケート調査によると、ベトナムはBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に次ぐ魅力的な新興市場とみられている。

6、ベトナムの道路インフラは、フィリピンやタイより整備されている。1平方キロメートル当たりの道路面積が両国を上回っている。

7、インターネットや携帯電話が若い世代に普及している。2010年時点のブロードバンド利用者は380万人、携帯電話の契約者数は人口の2倍近い1億5400万人。

8、ベトナムは外国企業の加工サービスやオフショア開発の拠点になりつつある。

9、ベトナムの銀行の与信額伸び率は、中国、インド、ASEAN諸国の銀行を上回っている。過去10年の平均伸び率は33%。

10、ベトナムの人口ボーナス(就労人口の増加により経済成長を高める効果)は減少しつつある。

近隣諸国に比べて、消費者物価指数(CPI)の上昇率が突出して高いと言うのは、
記事にならないようですね。

6.の道路ですが、さすがに社会主義の国なのか、
ほぼ毎日ゴミを回収する人がいて日常生活ゴミの回収率は高いと思います。
インフラの整備率がタイやフィリピンより高いと判断するのは、ちょっと違うかな。
但しゴミは回収の為、午後~夕方に歩道に放置されてしまうので、
街がゴミ無しで綺麗というイメージはないですね。


2012年2月24日

ベトナムでの運転中の携帯電話使用について

自動車運転中の携帯電話使用が取締り対象に - [VIETJO ベトナムニュース]
 交通運輸省はこのほど、交通違反の罰金について定めた議定の改正案を発表した。それによると、「スピード違反」、「飲酒運転」の罰金が大幅に引き上げられる。更に「運転中の携帯電話使用」については、新たに自動車のドライバーも取締り対象となる。21日付VNエコノミーが報じた。

 今回発表された改正案による罰則・罰金額は下記の通り。

・スピード違反(自動車)
◇制限速度5~10キロメートル超過:60万~80万ドン(約2300~3100円)
◇制限速度10~20キロメートル超過:200万~300万ドン(約7700~1万1500円)
◇制限速度35キロメートル以上超過:1000万ドン(約3万8500円)と60日の免許停止処分。

・スピード違反(バイク)
◇制限速度5~10キロメートル超過:10万~20万ドン(約380~770円)
◇制限速度20キロメートル以上超過:200万~300万ドン(約7700円~1万1500円)

・飲酒運転
◇自動車の飲酒運転:最高2500万ドン(約9万6200円)
◇バイクの飲酒運転:50万~300万ドン(約1900円~1万1500円)

・運転中の携帯電話使用
◇バイク・自転車の場合:4万~6万ドン(約150~230円)
自動車の場合:30万~50万ドン(約1200~1900円)

 なお、ヘッドセットを着用しての携帯電話使用については、取締り対象となるか未定。

自転車、バイク運転中の携帯使用による罰金が大幅に引き上げられ、
新たに自動車運転中も携帯使用すると罰金が課せられるようになるというニュース。

バイク、自転車運転中には、罰金があったのですね。
車に比べて安すぎるような・・・。
ベトナムのヘルメット着用も罰金をかかなり上げた為成功したのと同じように、
最低10万ドン(約400円)くらいにしないと効果がない気がします。
車ももっと上げていい気がします。

飲酒運転も特にバイクの場合もっと上げて欲しいですね。


しかしこれでタクシーやバイクタクシーの運ちゃんが仕事中(運転中)に携帯電話を止めるのでしょうか?
物価がこれだけ上がっているのだから罰金もどんと上げてほしいものです。


2012年2月22日

50歳以上の韓国人男性、ベトナム女性との結婚が禁止に?

50歳以上の韓国人男性、ベトナム女性との結婚が禁止に? - [VIETJO ベトナムニュース]
 韓国の中央日報によると、早ければ今年4月から、韓国国内で50歳以上の韓国人男性はベトナム人女性と結婚できなくなる。また韓国人男性は年齢が16歳以上離れた若いベトナム人女性を妻として迎えられなくなる。

 韓国の国際結婚仲介業協会のハン・ユジン会長は、「近年ベトナムの女性団体による国際結婚への抗議活動が激しくなってきている。これを受けて先月、ベトナム各地方の代表団が集まって韓国人男性とベトナム人女性の結婚について協議し、4月から新制度を導入する運びとなった」と述べた。またハン会長は、今後韓国人男性とベトナム人女性との結婚は減少していくとの見方を示している。

 近年、国際結婚仲介業者を通し、韓国人男性の好みに合わせて10~20歳ほど年下の女性を紹介するケースが増えており、新種の人身売買 という批判を受けてきた。なお、昨年12月末時点で韓国への結婚移住者14万4681人に上っている。この内、ベトナム人は3万7516人で、女性が3万7335人なのに対し、男性はわずか181人となっている。

これは韓国内での法律の回生のようですが・・・。
韓国に渡っているベトナム人女性の数ってかなり多いんですね。
韓国からの仕送りを期待して、
親が娘に韓国インとの結婚を勧めるのは普通になりますからね~。


日本人と結婚したベトナム人女性ってどのくらいいるんだろう。



2012年2月21日

ホーチミンこの頃

ホーチミン:風俗店への摘発を強化 - [VIETJO ベトナムニュース]
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、市内で性的なサービスを提供している風俗店への取り締まりを強化するよう関連機関に命じた。15日付VNエクスプレスが報じた。

 同市人民委員会は、性的なサービスを行うマッサージ店、カラオケ・バー、ディスコ、レストラン、喫茶店、理髪店などの拡大を防ぐべく、営業認可手続きの在り方を見直すと同時に、売春など違法なサービスを提供する店舗の経営者に対する処罰を厳格化するよう要請。更に、風俗店摘発に向けた特捜チームの結成を命じた。

 現在、同市で営業する風俗店は約2万5000店、風俗業に従事する女性の数は約2万人に上る。店舗は市内の54路線に集中しており、特に◇ゴーバンナム通り、◇ファムグーラオ通り、◇ブイビエン通り、◇グエンティミンカイ通り、◇ファンダンルー通り、◇コンホア通り、◇ホアビン公園、◇バンラン公園などが目立って多いという。

Ngo Van Nam通りに多くあるの日本人向けカラオケ店では、
テト(旧正月)明けに大きな警察の査察が入ったそうです。
去年の10月辺りにもしばらく店が営業停止になったと聞いています。
あの通りにある日本食レストランなども大打撃なのでしょうか?

Pham Ngu Lau通りBui Vien通りは風俗通りというよりバックパッカー街で有名ですね。
深夜になるとマリワナを売っていたり、HONDAガールもよくいる地域です。
でもそれ以上に、特にBui Vien通りはレストラン、飯屋、お土産や等もあって
好きなエリアです。一度、住もうと考えていた時期がありました。
でも深夜になるとひったくりも増えるようなところです。

Nguyen Thi Minh Khai通りのどのあたりでしょうか?
多分西の端のあたりでしょうか?
カラオケ店があったりしますね。

Con Hoa通りは、空港近く韓国人が比較的多い地域ですね。

Phan Dang Luu通りは、Con Hoaから東へ行ったPhu Nhuan区にある通りです。

Hoa Binh公園は、5区にある小さな公園ですが・・・。
凄いHONDAガールの人口密度のような気がします。

Van Lang公園も5区のHoa Binh公園の近くにある小さな公園です。
そばに大きな教会がありますが、あまり関係ないのでしょうね。

公園なんかへは怖いもの見たさに、見に行ってみたい気もしますが、
トラブルには巻き込まれたくないですからやめておきます。

でも、Binh Thanh区などあたりにも結構店があると聞いたのでですが、
有名どころではないのでしょうか?


2012年1月25日

Miss Earth 2012のイベントホールの建設

2年前に、ベトナム中南部のニャチャンと言うリゾート地でMiss Earth 2010コンテストがあったようですが、
今年2012年12月にも再度Miss Earth 2012がベトナムで開催されるようです。

場所は、ニントゥアン省の州都Phan Rang-Thap Cham(日本のガイドブックには、ファンランと書いてある場合も多い)出開催されます。上のニャチャンとホーチミンからバスで行ける小さなリゾート地のムイネーの間の中間くらいのところにあります。


このMiss Earth 2012のイベント会場となるイベントホールの建築についてのニュースを見つけました。

ニントゥアン省:「ミス・アース」イベントホールを建設 - [VIETJO ベトナムニュース]
 南中部ニントゥアン省は、2012年12月末に開催される「美」と「環境保護」の祭典、「ミス・アース2012」に向けて、専用イベントホールの建設を進めている。同イベントホールは同省ファンラン・タップチャム市にある臨海公園の隣に位置する。ベトナムネットが報じた。


Coral Theaterと呼ばれる建物の写真を幾つか紹介。

Vietnam Online: Ninh Thuan to build $10M theater for Miss Earth 2012
3D image of Coral Theater.jpg

Groundbreaking ceremony of the great San Ho (Coral) Theater, which costs no less than US$10 million, recently took place on December 10th, 2011 in the coastal city of Phan Rang – Thap Cham. The grandiose theater is an investment of the domestic Thanh Nien Media Corporation and scheduled for completion next August, with its main goal of serving the Miss Earth 2012 competition in early December the same year. Coral Theater is shell-shaped with a curving roof resembling water waves. It covers an area of 4 hectares and can accommodate up to 2,000 audiences. Besides the central theater, the complex consists of a modern entertaining zone, a large-scale shopping mall and luxurious restaurants which serve both locals and international visitors.

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Global Beauties » Miss Earth 2012 to be held in Ninh Thuan, Vietnam


Ninh Thuan to build $10 mln stage for pageant - Lifestyle - TuoiTreNews
A 2000-seat auditorium will be constructed starting December 10 in the central province of Ninh Thuan to serve Miss Earth 2012, the 12th edition of the Miss Earth pageant, which will be held in the province next year.

上のページで建物紹介の動画がありました。

Ninh Thuan to build $10 mln stage for pageant - Lifestyle - TuoiTreNews

動画は屋外の様子ばっかりでTheatreと呼ばれているけど中の様子が見えません。
どの程度のレベルのTheatreなのか、気になるところです。

完成予定(あくまでも予定)は2012年8月のようで、Miss Vietnamの開催も8月に予定されているとか。


2012年1月21日

2012年も続く日系企業の進出(ベトナム) - 日本商工会議所ニュースラインより

2012年も続く日系企業の進出(ベトナム) - 日本商工会議所
2012年1月20日 21:26

 ▼会員数はベトナム全土で1,000社超
 ベトナムへの日系企業の進出が続いている。2011年末のベトナム日本商工会(ハノイ)会員企業数は年初より36社増の435社。1998年に120社であった会員数は、通貨危機等の影響で200社を超えるのに10年近くかかったが、この6年で2倍以上に増加している。ベトナムには北からハノイ、ダナン、ホーチミンの3つの日本商工会があるが、会員数の合計は、ダナンの約50社、ホーチミンの約550社をあわせると、1,000社を超える。
ベトナム政府によると、11年の日本企業の投資許可件数は過去最高の172件となった。進出の内容を見ると、中小製造業の進出が目立ってきている。500㎡程度の貸工場への需要はかなりあり、金型、メッキなどの産業の進出も見られる。
他方、平均年齢が27歳代、人口8,700万人、11年の1人あたりGDP約1,300ドルのベトナムを、今後の一大消費市場と捉えている小売業・サービス業も出てきている。彼らは自ら市場を創造すべく、事業を長期的に整備し、ベトナムへの浸透を図っている。
総じてベトナムへの日系企業の投資意欲は高く、また、タイの洪水を契機としたリスク分散の傾向、円高等により、今年もベトナムへの日系企業の進出が続くと考えられる。
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 ▼解決困難なインフレ問題
 ベトナム経済は11年、20%を越えるインフレ率を記録し、物価は06年の水準のほぼ倍となった。このインフレは、国民生活への直接的な影響のほか、人件費や原材料費、ストライキ等で企業にも大きな打撃を与えている。
ベトナム政府は11年2月、インフレ抑制のために大幅な引き締め政策を行い、その結果、数カ月間インフレを抑えることができた。しかし、ベトナム商工会議所は、その効果は限定的なもので、ベトナム国内企業の資金調達難などから倒産が増加したと主張している。
ベトナム政府は、12年も引き締め政策を継続すると表明しているものの、最低賃金が引き上げられた昨年10月以降、再度物価の上昇幅が大きくなってきている。

 ▼輸出産業の強化が急務
今回のインフレは、恒常的な貿易赤字によって引き起こされた通貨ドンの継続的な下落に伴う、通貨への国民の信頼喪失と、輸入インフレによるものである。貿易赤字の要因としては、日用品の多くを周辺国から輸入していること、製造業における高度な部品の多くを輸入に頼っているために付加価値が高くならないこと、ベトナムで採掘した原油等の資源を国内で精製する技術力がないこと、主力輸出産品である農産物の輸出販売価格が安いこと等が挙げられる。
今後、通貨の信頼を取り戻すには、輸入代替によって輸入品を自国生産品でカバーし、輸出産業を強化する必要があり、輸出産業に関連する日系企業の進出が期待されている。また、統計上の問題により、通貨への信頼が過小評価されている可能性もある。
これらの問題点については、当会でも日越両首相の合意のもと、ベトナムの投資環境整備のために設置されている日越共同イニシアティブの場で、状況改善に向けた協議と計画の実行を着実に進めている。

(ベトナム日本商工会 事務局長 小倉 政則)


ベトナムに2012年も日本企業進出が続くという日本商工会議所が発表した記事です。
一時期は、ホーチミンよりハノイへの日系企業の進出が多いのでではと思っていましたが、
このグラフで見ると、現在は差はないようです。
2009~2010年あたりがホーチミンは少し会員数の増加が鈍化しているようですが、
この時期がハノイへの進出がホーチミンより多いと思っていた頃でしょうか。

ベトナムの日本商工会登録企業だけで1000社を超えているんですね。 ちょっとタイと比べてみます。 盤谷日本人商工会議所 - 沿革: 会員数推移 では参加日系企業の数は、2011年4月現在で、1327社。 ベトナムの1000社強と言うのは、タイ商工会の1995年レベルのようです。 しかし日系企業の増加率がベトナムの方が現在圧倒的に高いので、 日系企業の数がタイ並になるのはそんなに遠い将来ではない様な気がします。 ちなみに、企業数だけで言うとタイに日系企業数は、7000社だとか。 そのうちの半分が活動をしていると考えられるらしいです。

JBIC 国際協力銀行 | タイ王国バンコック銀行向け貸付契約調印

中堅・中小企業を含めると在タイ日系企業は約7,000社に達しています(2009年4月現在)


但し上記レポートにもあるように、既に恒常的となったベトナムの貿易赤字。
内需の増加は他のASEAN諸国と同じく見込まれるので、
輸入に頼らず、国内の製造業、第一次産業を育てていくようにしないと、
あっという間に他の新興国、カンボジアやミャンマーに追い越されてしまうのではないでしょうか?

ベトナムが社会主義国で相変わらす利権と賄賂にしか興味を持っていない高級官僚が多数派なうちは自国の産業を強くするというような発想は生まれてこないのかも。
比較的勤勉で親日というお国柄だとしても同じ仏教国である上記のカンボジアやミャンマーの方がそのうち伸びてくる可能性がある気がします。

民主化が始まったミャンマーは、インドやタイ、バングラディシュと国境を接しているし、
もともといろんな意味で競争力が必要な位置にあるのではないでしょうか。
と、最後はミャンマーの話になってしまいました。


2012年1月19日

そうなんでしょうか

日本の企業等によるベトナム企業買収の動き活発化 - [VIETJO ベトナムニュース]

 キムエン証券のレ・ミン・タム社長は、日本の企業やファンドがベトナム企業の買収に強い意欲を示しているとの見方を示している。12日付ベトストックが報じた。

 日本の企業等による2011年の代表的な株式取得実績は以下の通り。

◇ドリームインキュベータ(東京都目黒区)とオリックス(東京都港区)が共同で運用する「DIアジア産業ファンド」が、粉ミルクや乳飲料の製造販売を手掛けるドンタム栄養食品株式会社(ヌティフード)の株式の約25%を取得。
◇大王製紙(東京都中央区)と日本政策投資銀行がサイゴンペーパー社の株式の38%相当を取得。
◇ユニ・チャーム(愛媛県四国中央市)がベトナム衛生用品製造・販売大手のダイアナ社の株式の95%を取得。
◇キリンホールディングス(東京都中央区)がマレーシアのトレード・オーシャン・ホールディングス社を通じて、国際食品社の株式の57.25%を取得。

 日本の企業は、ベトナム企業が資金繰りに苦戦している現況を一過性の問題ととらえ、ベトナム市場の潜在的成長力を高く評価。また、ベトナム企業の買収は、外資単独での市場進出に比べて、費用及び時間を節約出来るというメリットがある。

 なお、2012年に日本企業の注目を大きく集めているベトナム国内マーケットは、◇消費財、◇ロジスティクス、◇医療サービス、◇水産品などの分野があげられる。

日本の企業等によるベトナム企業買収の動き活発化というVet Joのニュースです。
蓋を開けてみると日本企業が買収したくなるような会社は、
ベトナムにはあまりなかったりしませんか?

但しもたもたしていると、韓国、中国、インドの企業にさらわれてしまう事も・・・。

ベトナム国内の消費が伸びる事はわかっているので、
どうすれば日本企業が活躍できるか。
財務体制のぼろぼろなベトナムの会社を日本企業が買収してうまくいくのか。
買収する日本企業側の力量が試されると思います。


2012年1月16日

2区に渡るトゥーティエムフェリーは廃止になっていたんですね

ホーチミンへ来られた人なら一度は見られた事があるかもしれない1区と2区を結ぶフェリー、
トゥーティエムフェリーが、2012年1月1日午前0時を持って廃止になっていたようです。

トゥーティエムフェリーが運航停止、静かな最後の日々 - [VIETJO ベトナムニュース]

Thu Tien Ferry.jpg

 ホーチミン市の1区と2区を結ぶトゥーティエムフェリーが、1日午前0時をもってその歴史に幕を閉じた。昨年12月下旬には乗客もまばらで、かつての賑やかだった空間は静けさに包まれていた。フェリーの最後の日々の様子をレポートする。

 2区に住むゴック・クインさんは「トゥーティエムフェリーをこの10年近く利用していました。いつも徒歩か自転車なので、これからはトゥーティエム橋まで回らないといけなくなります。サイゴン川トンネルは自転車の通行が禁止されていますから」と寂しげに語った。

 乗客の中には長年の顧客の他に、記念写真を撮りに初めて乗船したという人もいる。ビンタイン区在住のブイ・ミン・ゴックさんは、時々サイゴン川のバクダン公園に立ち寄るたびにフェリーを目にしていたが、乗ったことは一度もなかったという。この日、2回往復したというゴックさんは「なんとも残念な気持ちです。もう1回往復して写真を撮るつもりです」と話した。

 フェリーの乗客数は、2区とビンタイン区を結ぶトゥーティエム橋が開通してから大きく減少し、1区と2区を結ぶサイゴン川トンネルが昨年11月に開通してさらに減少した。以前は1日当たり8000人以上、最高で4万5000人の利用客がいたこともあったが、トンネル開通後は3500人にまで落ち込んだ。

 フェリーやフェリー乗り場で働いていた44人の職員の中には、勤続20年以上というベテランも多い。それぞれが残念な思いを口にした。乗客から叱責を受けたことも、今では懐かしい思い出だ。勤続36年のニャンさんは「フェリーの最後が近づいて、乗客が声をかけてくれます。まるで家族のように今後のことを心配してくれて、とても幸せな気持ちです」と語った。

 フェリーの職員らは退職する人以外、次の配属先が確保されている。しかし乗り場周辺で屋台やバイクタクシーを営業している人にとっては、フェリーの運航停止は死活問題だ。屋台で飲み物を販売していたクックさんは「売上高は既に以前の5分の1以下にまで落ちています。フェリーが止まった後、どうやって稼いだらいいのか分かりません」と頭を悩ませている。

 トゥーティエムフェリーは静かに幕を閉じた。フェリーはその与えられた歴史的使命を完遂し、ホーチミン市の建設と発展に大きな貢献をしたと言えるだろう。

フェリーが廃止されたのは、工事中だったトゥーティエムトンネル(サイゴン川トンネル)の完成が大きいと思いますが、
それぞれの位置関係はこんな感じです。2011年4月のパノラマ写真
Panorama_1600.jpg
オレンジ色の土がむき出しになっている部分は昔は建物が建っていたところで、
この写真から既に再開発のために殆どの建物がなくなっているのがわかります。


ホーチミン在住の方で、当日フェリーに乗られた方がおられました。
ブタカワイイ的☆★☆★越南楽珍生活:さよなら2011年、さよならトゥーティエムフェリー


続きの部分に、2011年4月にFinancial Towerから撮影したフェリー船着場の写真を載せておきます。



2011年11月12日

ブラピ、アンジー一家はベトナムへ

今週日本に来ていたと思っていたブラピ、アンジー一家は今日ベトナムに来ていたそうです。
子供が一緒なので、ジョニーデップのように弾丸ツアーで来日するんじゃないのではと思いましたが、
日本は仕事で、休みはベトナムでのようです。

ベトナムに来ているというのは、アメリカ人の知り合いから。

コンダオ島行きの情報は、Ryo-sen-anさんの呟きから。

Ryo-sen-anさんありがとうございました。

brangelina.jpg


Around 12 hours after landing in Tan Son Nhat Airport in Ho Chi Minh City, film star couple Angelina Jolie and Brad Pitt and their six children took a flight to Con Dao Island today afternoon to spend their holidays in five-star Six Senses Resort.


前回来た時は彼らは確か、Ton That Thiep通りのTemple Clubで食事したらしいんだけど、
今回はどこかによるのでしょうか?

さすがにローカルの店に行って皆腹壊したになったらいけないので、
貝料理なんか食べないでしょうね。


2011年9月27日

ベトナムの消費者物価指数とアジア各国の比較

20110923icn001B001.gif 世界銀行系の国際通貨基金(IMF)は9月発表の「世界経済見通し」で、ベトナムの消費者物価指数(CPI)上昇率は今年12月に前年同月比で19.0%になるとの予測を示した。4月の前回予想(9.5%)から2倍に引き上げており、ベトナム政府による経済引き締め策の効果は年内はさほど現れないとの見方だ。


 IMFは、ベトナムの今年通年の平均CPI上昇率は18.8%になると予想。前回の13.5%から5.3ポイント引き上げた。

来年は、通年の平均CPI上昇率が12.1%、12月単月では8.1%になると予想。16年はそれぞれ5.0%、8.1%に下がるとしている。

ベトナムの国内総生産(GDP)成長率は、今年が5.8%、来年は6.3%と予想し、4月の前回発表からそれぞれ0.5ポイント下方修正した。

GDPに対する経常赤字の比率は、今年が4.7%、来年が3.8%と予想。失業率は、今年、来年ともに5.0%とみている。

■域内成長も下方修正

東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム)の経済成長率については、今年が5.3%、来年が5.6%と予想しており、前回からそれぞれ0.1ポイント引き下げた。

成長率予想を国別に見ると、5カ国全てで下方修正した。下げ幅が最も大きかったのは、ベトナムとタイの0.5ポイント。タイの成長率は前回の4.0%から3.5%に引き下げられた。

中国の今年の成長率見通しは9.5%と、前回から0.1ポイント引き下げられた。インドは7.8%で、0.4ポイントの下方修正だった。

IMFが、世界経済見通し2011年9月版を発表しました。
ベトナムだけが異常な程の消費者物価の上昇・・・
という事で、IMFの世界経済見通しを検索してみました。

IMF World Economic Outlook 2011/09 IMF発行のpdfファイルへのリンク

上記レポートの、表2.4
IMF forecast table2-4_2011_09.jpg
では、アジアの各国の予想データが載っています。


私は経済の専門家ではありませんが、
中国での物価、人件費の上昇をよくニュースで聞く事が多いので、
中国の物価上昇の方が高いと思っていました。
もちろん、中国沿岸部と内陸部では大きな差があると思います。

そんな中でベトナムの消費者物価が他のASEAN各国に比べても
ここまで高いのは驚きです。
しかもベトナムの経常収支は、御存知の通り赤字・・・。


貿易収支が黒字で、物価上昇、失業率が比較的低く抑えられている、
タイやマレーシアは、真の意味で安定した経済成長をしている国だという事なのでしょうか?

日本企業は、ベトナムではなく、タイやマレーシアに海外進出を考えるほうが良いという事でしょうか?


2011年6月13日

ベトナム国内のデモと中国監視船の妨害行為

ハノイ、ホーチミン市で昨日再度デモが発生したようですが、
これは、中国監視船が再度妨害行為を行った事による抗議のデモのようです。

取り急ぎ、時系列的に何が起こったかをエントリーしておきます。


2011年5月26日、
中国監視船が、ベトナム探査船の測量用ケーブルを切断し妨害行為を行う。
南シナ海:ベトナムが中国批判 探査船妨害され - 毎日jp(毎日新聞)


6月5日、
ベトナム、ハノイとホーチミン市で中国の妨害行為に抗議する異例のデモが発生。
「中国の侵略反対」ベトナム200人異例のデモ (読売新聞) - Yahoo!ニュース


6月9日、
中国船による妨害行為が再度発生。

南シナ海で9日、国営ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)の測量船が中国船に妨害を受ける事件が、再び発生した。同海域ではこのところ同様の事件が相次ぎ、中越間の緊張が高まっている。トイバオキンテー電子版などが報じた。

今回被害に遭ったとされる船は、ペトロベトナム傘下のペトロベトナム技術サービス総公社(PTSC)から依頼を受けて、136/03鉱区の地質調査を行っていた「バイキング2号」。

外務省のグエン・フオン・ガー報道官によれば、北緯6度47.5分、東経109度17.5分の海域(南部バリアブンタウ省とボルネオ島西端のほぼ中間)で9日朝6時ごろ、測量中の同船に中国漁船(船体番号62226)が接近し、へさき付近を横断。その後加速して、バイキング2号の測量用ケーブルに突っ込み、破損させた。

中国漁船は中国当局の漁業監視船2隻(船体番号311および303)に護衛されており、漁船にはケーブル切断のための器具が装備されていたという。バイキング2号は、設備の破損により測量を継続できなくなった。

事件が発生した水域は、ベトナムが主権を主張する大陸棚上で、200カイリ排他的経済水域内にある。

■「主権への重大な侵犯」

ガー報道官は「中国船の行為は意図的で、綿密に準備されたものだ。わが国の主権に対する重大な侵犯かつ、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)および2002年に東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国が署名した南シナ海行動宣言(DOC)に対する違反であるとともに、中越指導部間の南シナ海の安定に関する合意とも矛盾する。ペトロベトナムにも経済上、重大な損害を与えた」と、中国を激しく非難した。

PTSCのグエン・フン・ズン社長は「警告弾や拡声器、汽笛を使って警告したにもかかわらず、中国船はバイキング2号に向かってきた。これは、中国船が普通の漁船ではなく、あらかじめ練られた陰謀の筋書きに従って、破壊活動を行ったことを示している」と述べた。

外務省の代表者は9日、在ハノイ中国大使館の代表者と面会し、事件について抗議した。

5月26日には、中南部フーイエン省沖合の南シナ海で、ペトロベトナムの探査船「ビンミン2号」が中国の監視船3隻に妨害され、調査用ケーブルを切断されるなどの被害を受けている。


6月12日、
ハノイとホーチミンで抗議デモが再度発生。

110612040217_rally_466.jpg
The marches and protest the Chinese continued to occur in Hanoi and Ho Chi Minh City Sunday 12/06, but witnesses said the number of participants is less than last week.

 南シナ海の領有権を中国と争っているベトナムで12日、反中デモがあった。同国では5日にも同種のデモが起きており、2週連続。共産党独裁の下でデモを規制しているベトナムでは異例の頻度だ。政府はデモを容認しているとみられるが、規模が拡大することへの警戒心もうかがえる。

 首都ハノイの中国大使館前で約50人、南部ホーチミンの中国総領事館付近でも数百人が集まった。南シナ海のスプラトリー(南沙)、パラセル(西沙)両諸島の領有権を主張し、「中国の侵略に反対」「打倒中国」などと叫んだ。ハノイでは学者や詩人、映画監督ら著名人も参加。中心部を行進し大使館前で約30分間抗議した後、警官らに促されて解散した。

 ベトナム政府は、反体制的な言論が広がることを警戒し、インターネットを検閲している。フェイスブック利用は規制され、反体制的と指摘されたサイトの取り締まりもある。だが、デモ参加者らはネット上で呼びかけあって集まった。参加者への強制的な取り締まりもなく、政府の容認姿勢の表れと見られる。


これでわかるように、
中国監視船はベトナム国内のデモを無視するように、再度妨害行為を行っています。

という事は、中国は日本に対しても同じような事を行う可能性があるという事です。
ベトナムと同じ事を日本に対ししては行わないだろうと日本人は思うかもしれませんが、
ちょうど普天間問題で日本がもたもたしていると、
中国の監視船が領海侵犯してくるなんてことを起こしそうですね。

新中の方が多い民主党の幹部はどうするつもりでしょうか?
こんな事考えていないと思いますが。


ちなみに、ベトナムは今日13日、南シナ海で実弾を使った演習を行った模様。
午後にも2回目の演習を予定しているようです。
大国のバックアップも何も無い東南アジアの小国が、
中国に対抗しようとしています。
軍事力を使う事は反対ですが、日本の政治家(特に民主党の親中派)は、
中国にまともに抗議する気があるのかどうか疑問です。

 【バンコク時事】AFP通信によると、ベトナム海軍は13日午前、南シナ海で実弾演習を行った。同海域の南沙(英語名スプラトリー)諸島などでは中国との領有権争いがあり、ベトナム政府は先月下旬から周辺で中国船によるベトナム船への妨害行為が相次いでいると主張している。演習についてベトナム側は「定期的に行っている」とするが、両国間の緊張がさらに高まる恐れがある。
 同通信によると、演習は同日午前8時(日本時間同10時)から正午まで、クアンナム省沖40キロの海域で行われた。同日午後6時から、2度目の演習が予定されているという。(2011/06/13-15:13)


2011年6月 6日

ベトナムで中国へ抗議するデモが発生した模様

南シナ海で拡大政策を図っている中国が、
ベトナムやフィリピンに挑発行為を行っています。

珍しく首都のハノイでデモがあり、
BBCによるとホーチミンでもデモがあった模様のようです。


まあ、ベトナムの国民性と中国経済に依存している実体からして、
例えば死傷者が出てもベトナムは、泣き寝入りでしょう。
実際に過去には、漁民やベトナム海軍に死傷者が出ています。


私が思うに、領土問題、侵略なんて火事場泥棒と同じだから、
日本の政治家がパワーゲームを楽しんでいるうちに、
中国は、また尖閣列島等に舟を送ってきますよ。
東日本大震災で救助隊を送って来たから等とノー天気な事思っていると、
そのうちにやられます。
竹島、北方4島も同じです。
外国人はこの当たりは思考回路を別けていますから、
日本人のセンチメンタルな感情は通じません。


それにしても、デモなどを嫌うベトナム政府は、facebookなどのアクセスをもっと強く規制してくるのでしょうか?

【シンガポール=若山樹一郎】ベトナムの首都ハノイの中国大使館前で5日朝、学生ら約200人が中国への抗議デモを行った。

 南シナ海で先月、資源探査船や漁船が中国監視船に相次ぎ妨害されたことへの抗議で、参加者は「中国の侵略に反対」などと書かれたポスターを掲げ、気勢を上げた。一党独裁のベトナムでのデモは異例で、まもなく警察当局に解散させられた。

 デモは、インターネットなどを通じて呼びかけられた。学生ら多数が参加する動きを見せていたが、当局は大学などを介して「デモ参加者は罰する」と警告していた。


それにしても中国は、異常な程に広い領土を主張してますね。
周りの国が、中国に比べて小国だから、中国は軽視しているんでしょうか。


Hundreds of Vietnamese have turned out to protest against Chinese naval operations in disputed waters of the South China Sea.

The demonstrations in Hanoi and Ho Chi Minh City follow a confrontation last month between a Vietnamese oil and gas survey ship and Chinese patrol boats.

China, Vietnam, the Philippines, Malaysia, Brunei and Taiwan all claim territories in the South China Sea.

It includes important shipping routes and may contain oil and gas deposits.

China's claim is by far the largest.

'Invasion'

Tensions between China and Vietnam escalated after an incident on 26 May in which Hanoi accused a Chinese patrol of cutting the cables of a Vietnamese ship conducting seismic research about 120km (80 miles) off Vietnam's south-central coast.

The BBC's Nga Pham reports from Singapore that Vietnam and China have had a long and turbulent history and the Vietnamese are traditionally suspicious of the Chinese.

But attempts to protest publicly in the past were quashed by the authorities as Hanoi tried not to offend its big neighbour, our reporter says.

Public protests happen rarely in Vietnam, but calls for demonstrations have spread on the internet and via mobile phones in the past few days.

On Sunday, the protesters in Hanoi shouted slogans including "The Paracels and Spratlys belong to Vietnam", a reference to two groups of islands claimed by both countries.

They also carried signs that read: "Stop Chinese invasion of Vietnam's islands."

They marched to the Chinese embassy, where Vietnamese police watched them for a time before leading them away.



2009年9月29日

台風16号(KETSANA)は発達しています

昨日に比べて中心付近の気圧も下っています。
最大瞬間風速も高くなっています。
スピードの遅い台風のようで、上陸は明日朝になりそうですね。

ベトナム中、北部の方はくれぐれもご注意を!


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2009年9月28日

ベトナムに台風16号(KETSANA)が接近


マニラではこの台風で凄い被害になってますね。 被害に会われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
フKETSANA(台風2009,16号)により、フィリピンルソン島で相当の被害が発生しています。
被災・被害を被られた方々には、こころよりお見舞い申し上げます。
16日未明に発生した台風16号 KETSANAは、ルソン島南中部を、一日掛けて横断しました。

台風の概要や被害は、下記記事はじめニュースをご覧いただくとして、以下の点についてご注意ください。

ホーチミン市も、夕方~夜凄い量の雨でした。
ベトナムへは、明日の午後上陸でしょうか?

ベトナム中部から北部にかけてかなりの雨量が予想されるみたいです。
中部、北部にお住まいの方充分にご注意ください。

気象庁台風16号情報

デジタル台風:2009年台風16号(ケッツァーナ|KETSANA)


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