2012年3月 3日

世界にあまり知られていないベトナム経済10の事実 - [VIETJO ベトナムニュース]

マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)がこのほど発表したレポート「ベトナムの持続的な経済成長:課題は生産性」は、世界にあまり知られていないベトナム経済10の事実を紹介している。29日付VNエコノミーが報じた。

1、ベトナムの経済成長率の高さは、アジアで中国に次いで2位。1986年のドイモイ(刷新)政策開始からこれまでの国内総生産(GDP)の平均伸び率は5.3%。

2、ベトナムの産業構造は農業から工業に急速に転換中。労働人口の割合は過去10年で、農業が13%減少し、工業が9.6%、サービス業が3.4%上昇した。

3、コショウ、カシューナッツ、コメ、コーヒーの輸出量は世界で1位または2位を誇る。

4、ベトナムは「中国+1」ではない。中国と異なる点は、家計消費のGDP比率が65%と中国の36%を大きく上回ること。

5、ベトナムは外国企業の魅力的な投資先。各種のアンケート調査によると、ベトナムはBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に次ぐ魅力的な新興市場とみられている。

6、ベトナムの道路インフラは、フィリピンやタイより整備されている。1平方キロメートル当たりの道路面積が両国を上回っている。

7、インターネットや携帯電話が若い世代に普及している。2010年時点のブロードバンド利用者は380万人、携帯電話の契約者数は人口の2倍近い1億5400万人。

8、ベトナムは外国企業の加工サービスやオフショア開発の拠点になりつつある。

9、ベトナムの銀行の与信額伸び率は、中国、インド、ASEAN諸国の銀行を上回っている。過去10年の平均伸び率は33%。

10、ベトナムの人口ボーナス(就労人口の増加により経済成長を高める効果)は減少しつつある。

近隣諸国に比べて、消費者物価指数(CPI)の上昇率が突出して高いと言うのは、
記事にならないようですね。

6.の道路ですが、さすがに社会主義の国なのか、
ほぼ毎日ゴミを回収する人がいて日常生活ゴミの回収率は高いと思います。
インフラの整備率がタイやフィリピンより高いと判断するのは、ちょっと違うかな。
但しゴミは回収の為、午後~夕方に歩道に放置されてしまうので、
街がゴミ無しで綺麗というイメージはないですね。


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