オンラインストレージとバックアップ
ちょっと前ですがオンラインストレージについての記事がありました。
写真などのデジタルデータをせっかくメディアに保存してもそれが水没したり火事になったりする場合がある、ということを今回の災害は教えてくれました。オンラインで保存をして、場所を分散させるのが安心。クライアントPCのHDDと、できればストレージ2箇所とかが安心でしょうか。
オンラインで保存するのを躊躇する方も多いかもしれませんがやっぱり備えあれば、というヤツです。まだの方は、ぜひクラウド保存にトライしてみましょう。
やはりいろんなオンラインストレージサービスが増えてきていますね。
オンラインストレージは、複数のPCでデータを共有する為、
例えばUSBメモリー等でデータを持ち運びする必要がなく、
インターネットに繋ぐ環境があれば、いつもデータが最新のものにアップデートされるので、
家の中でネットワークを組んでデータを共有する必要などもありません。
また、上記の記事にもあるように、大事なデータは、
1.PCのHDD
2.オンラインストレージ
の2箇所に保存をしてバックアップしておくのがベストと思いますが、
実はオンラインストレージサービスでも、リアルタイムな同期を可能にしている
Dropbox
SugarSync
等でサービス会社のサーバーにデータを保存していれば、これが自動的にバックアップになる為、
所謂バックアップという行為の必要がありません。
これらリアルタイムオンラインストレージサービスの特徴としては、
- リアルタイムでファイルを常に同期してくれるので、バックアップするという作業、ストレスが発生しない。これがきちっと計画的なバックアップが出来ていない私にとって一番大きなメリットです。
- データがサービス会社のサーバーに保存されているので、パソコンが壊れたり、なくなったりしても、再度データの復帰、読み込みが簡単に可能。
- 複数のパソコンを使っている場合も、データが同期されて同じファイルを共有できる。
- インターネットに接続していない場合でも、データはローカルHDDに保存され、次回インターネットに接続した時に同期される。
短所:
- 一度導入するまでは、設定などの敷居が高く感じる。(実際はそうでもないのですが・・・)
- 大きなファイルの場合、やはりサーバーへ保存するまでは少し時間がかかる。ローカルのHDDに保存するようなわけには行きません。ただし、そのまま作業を続けていればデータはバックグラウンドで保存されています。
- 他の無料オンラインストレージに比べ容量が少ない(2Gb~5Gb)為、写真、動画の保存には不向き。
- 容量の大きい有料版は、まだ値段が高め。プランによりますが、現在のサービスでは年間1万円程度の出費になりそうです。
という事で、
- 通常データとして扱っているいろいろなファイルは、オンラインでのリアルタイム同期サービスを使用して、複数のPCにてファイイルを共有、バックアップ。
- 写真、動画等の容量が大きいファイルは、外付け式HDD等に別途バックアップする。
というのが良さそうです。
オンラインリアルタイムサービスは、SugarSyncやDropboxを利用するとして、
写真、動画などの大宇容量のファイルをどうバックアップするかですね。
【追記】2012年4月28日
Sygarsyncのスマートフォンへの同期は、依然有料だったものが無料になっていました。
Google Driveや他の同期サービスが増えた為、スマートフォン対応は有料なんていってられなくなったのでしょう。
Dropboxの紹介による増量も250Mbから500Mbに変わっていました。これも色々な競合他社が出てきたので差別化しにくくなってきたようですね。
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