【BAO】ベトナム料理
このレストランは、バッグパッカー街のPham Ngu Lao通りと
Tran Hun Dao通りに直行しているNguyen Thi Nghia通りにあります。
店に入った事はなくても、このネオンを覚えている人は結構いるかもしれません。
1階は主に調理場、2階が食べる所です。歩道が広いので歩道でもテーブルを出しています。
このお店の特徴は、
- いろんなベトナム料理が安くて美味しい。
- 遅くまで開いている。多分2;00amくらいまでだと思います。
- ローカルベトナム人向けの店で綺麗ではない。
です。
ローカルベトナム人向けの店といっても、場所柄時々西洋人なども見ます。
何回も部ログに書いていますが、ホーチミン市の1区の中心部では、
再開発による大型ビルの建設が多く、立ち退きや大家の家賃の値上げにたまりかねて
閉店したり、郊外に移転する店が多いです。
このお店も再開発でなくなってしまう店の一つかも知れません。
とはいってもかれこれ2年位は通っています。
BAO:
住所: 132 Nguyen Thai Hoc St. Dist1
電話: (08)3914-3330
営業時間: 深夜まで
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このお店に行く時はグループで行く時が多いので大体が鍋を注文します。
鍋と簡単なツマミ系の物を注文する事が多いです。
まずツマミ系から、
普通ですね。
塩胡椒にライムをかけて頂きます。
コラーゲンたっぷりです。
かなり味が濃いです。
火が通りやすいように肉を開いてあるので、
見た目は茹でたタイプのように足の形がもろに見えないので食べやすいかも。
Nghe Hap Saというアサリのレモングラス蒸しは人気のあるベトナム料理ですが、
店によって味に差があります。多分レモングラスやアサリの鮮度にも関係するのでしょう。
その点、このミルク煮は味がマイルドで美味しくいただけます。
チャーボン(肉でんぷ・Cha Bong)と一緒に食べたり、
ヌックチャム(Nuoc Cham)と呼ばれる透明なたれ等につけて食べます。
これは安いです。
味は普通でした。
次は鍋類です。
Lau Thai(タイ風鍋)
見た目の割には辛くはありませんが、
ス-プが甘くて以下にも味の素たっぷりといった感じです。
日本人にはあまり向かないと思います。
鍋についてくる麺は、Bunと呼ばれる丸い米麺です。
ベトナム人はこのBunが一番好きじゃないかな?
Lau Ca(魚鍋)
トマトなどが入っています。
これもスープが甘いです。
Lau Hai San(海鮮鍋)
スープは、白湯スープが多いです。この店も白湯スープです。
白湯スープに貝やイカの味が出てだいたいどこの店でも美味しく食べれます。
春菊なども入れます。ベトナムに春菊は日本のものよりも甘くて美味しいです。
Lau Thap Cam(五目鍋)
これも、白湯スープであっさり食べれます。
白湯系のスープには、Miと呼ばれる中華麺が使われています。
この店の良いところはこのMiが生麺という事。
普通の店は乾燥麺が多いのですが、やっぱり生麺のほうが粉っぽくって自分は好きです。
お腹に余裕がある時は、ご飯と生卵をもらっておじやにします。
おかゆを食べるベトナム人なのに鍋にご飯を入れておじやを作っていると
大勢集まってきて変な目で見られます。
彼らにとってはとんでもないものを作っているのでしょうね。
Bao Tu Ham Tieu(モツ鍋)
Bao Tu(胃)
Ham(とろ火で煮る)
Tieu(胡椒)
モツ鍋は直訳すると、胃の胡椒煮といった所でしょうか?
ベトナムでは、鍋の一つと分類されずに一品料理になっています。
この為、鍋も小さく量も少なめです。
ベトナム人は、鍋の前に注文する時もあります。
スープが白湯なのでこれもおじやを作ったりします。
そうするとお腹も一杯になりかなり経済的です。
味自体はモツの匂いを消す為か、名前の通り生の胡蝶の実がたっぷり入っています。
店によってはかなり辛いところも。
モツは日本のモツに比べると固いです。
普通のモツ鍋は、モツと玉ねぎと大根くらいしかはいっていないのですが、
このBAOのモツ鍋は野菜や椎茸が入っていて普通の鍋のようにして食べられます。
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