2012年2月 2日

鳥インフルエンザ、ベトナムで死者2人目

鳥インフル ベトナムで死者2人目 NHKニュース
ベトナム南部で死亡した地元の女性から、毒性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスが検出され、ことしに入りベトナムで鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡した人は2人となりました。


ベトナム保健省によりますと、鳥インフルエンザウィルスが検出されたのは、ベトナム南部のソクチャン省で、先月から発熱やせきなどの症状を訴えて入院し、先月28日、死亡した26歳の女性です。南部ホーチミン市にある研究所が検査した結果、2日までにこの女性から毒性の強い「H5N1型」のウイルスが検出されたということです。ベトナム保健省によりますと、女性が住んでいた地域では、鳥インフルエンザウイルスに感染した鳥が多数死んでいるのが確認されており、女性はウイルスに感染したニワトリを食べた可能性が高いとみられています。この女性の周辺では、これまでのところ健康に異常を訴える人は出ていないということです。ことしに入り、ベトナムで鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡したのは、先月10日に亡くなった同じ南部のハウザン省の18歳の男性に続いて、この女性が2人目です。


相変わらずベトナムでは鳥インフルエンザで死亡者が出ていますね。
死亡者は北の方に多いと思っていましたが、結構南のほうでも発生しているんですね。
そういえば、
「鳥インフルエンザのウィルスは、熱で死んでしまうので、ベトナムの南部では鳥インフルエンザの心配はありません。」と真顔で話してくれたベトナム人がいました・・・。


先になくなった18歳の男性について。

(cache) FORTH|新着情報|ベトナムで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。
2012年1月20日に公表されたWHOの情報によりますと、ベトナム保健省は新たに鳥インフルエンザA (H5N1)患者1例を報告しました。

 患者は、キエンザン省(Kien Giang Province)に住む18歳の男性です。2012年1月10日に発症し、1月14日に入院しましたが、1月16日に死亡しました。1月17日、ベトナムのホーチミンシティにあるWHO国立インフルエンザセンター、パスツール研究所でインフルエンザA(H5N1)の確定検査が判明しました。

患者はカモに曝露していました。ホーチミンシティパスツール研究所や地元の保健セクターでは、アウトブレイクの調査と対応を行っています。ベトナムではこれまでに120人の症例が確定診断され、そのうち60人が合併症により死亡しています。

また現地情報によりますと、中国南西部の貴州省で患者の発生があったようです。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

WTOのページです。
(cache) WHO | Avian influenza - situation in Viet Nam

120症例目の60人目の死亡者とか。
という事は今回の女性は、121症例目の61人目の死亡者になりますね。

Wikipediaで国、年毎に発生の状況をまとめたページがあります。
2012年分も更新されているようです。
Global spread of H5N1 - Wikipedia, the free encyclopedia

元データになっているWHOによるアーカイブページ。かなり頻繁に更新されています。
WHO | Cumulative number of confirmed human cases of avian influenza A(H5N1) reported to WHO

ベトナムというのは、世界で3番目に鳥インフルエンザの発生数が多い国になりますね。
中国の数はどうも怪しいと思います。実はもっともっと多いのでは。
過去3年くらいの数値では、エジプトが圧倒的に多いです。


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