2007年1月13日

新型インフルエンザ

Category : 2007 Diary

<鳥インフルエンザ>高病原性ウイルス検出 宮崎の鶏大量死
by web魚拓
インフルエンザの記事になってきました。
今日の宮崎の鳥インフルエンザの記事です。

以下は昨年から集めていた記事ですが、今年は取りインフルエンザ、どうなるのでしょうか?

この冬、新型インフルエンザの大流行の危機が迫っている。もし、東京都内で流行すれば、約1万4000人の死者が出るという恐ろしい被害予測も出たばかり。今からできる準備はあるのか。「傾向と対策」をまとめた。(2005.10.27掲載)

抗ウイルス薬アマンタジンが効きにくい耐性のA香港型インフルエンザウイルス(H3N2型)が、日本国内で急増の兆しがあることが、鈴木宏新潟大教授(公衆衛生学)の調査で分かった。米テキサス州ガルベストンで25日まで開かれた日米医学協力計画専門家会合で、同教授が明らかにした。

でも、4人に一人死んだりしたら、パニックにならないか・・・
等など、

昨年の事ですが、中国から帰ってきた会社の人が、酷く咳き込んでいました・・・。
当時は丁度新型インフルエンザの話題がよくニュースになっていて、はっきり言って、少々恐怖感がありました。

今年もベトナムへ行く機会が多くなりそうなので心配といえば心配です。

一昨年日本へ帰国して少し驚いたのが、
インフルエンザに感染したら、医者が
「1週間、学校または、会社を休め」と言う事。
昔の日本では考えられませんでした。
というか風邪と「インフルエンザ」の区別がはっきりしていなかった気がします。
以前の記事
ただしこれは近年(だと思う)開発された、「インフルエンザ鑑定キット」なるものが出来たからのようです。


アメリカでは、
・風邪(cold)は、発熱などを伴わない所謂「風邪」で、会社などは休まない。
・インフルエンザ(Flu)は、発熱なども伴い、会社なども休む。
医者に行き抗生物質?を処方される。

イギリスでは、
・風邪(cold)は、ほぼアメリカと同じ。
・インフルエンザ(Flu)は、発熱なども伴い、会社なども休む。
ただし、回復は自然治癒が普通。体が回復するまで安静にする。
→体力勝負!
→アメリカに比べて回復に時間がかかるように感じられる。

という風にインフルエンザに対する対応が違いました。
イギリスでは、鳥インフルエンザでも自力で治せというわけではないでしょうが・・・。





以下は、刊フジBLOG記事の全文引用です。

この冬、新型インフルエンザの大流行の危機が迫っている。もし、東京都内で流行すれば、約1万4000人の死者が出るという恐ろしい被害予測も出たばかり。今からできる準備はあるのか。「傾向と対策」をまとめた。(2005.10.27掲載)

【サラリーマンを襲う病気】
 この冬、新型インフルエンザの大流行の危機が迫っている。もし、東京都内で流行すれば、約1万4000人の死者が出るという恐ろしい被害予測も出たばかり。今からできる準備はあるのか。「傾向と対策」をまとめた。(2005.10.27掲載)

★"感染爆発"近し
 都の新興感染症対策会議が今月20日、衝撃的な数字を発表した。新型インフルエンザが今冬、都内で流行すれば、約380万人が感染し、死者は約1万4000人に達する可能性があるという。先に厚生労働省が発表した被害予測(国民感染者1700万人、死者10万7000人)に続く、いわば都民版。
 「国は国民の25%が感染すると予測した。しかし、東京は大都会で、人口集中や交通網の発達などの点から、都民の約30%が感染するとの予測になりました」と説明するのは、東京都福祉保健局感染症危機管理担当の大黒寛・参事。
 大流行の兆しは、すでに現れているという。厚労省新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会元委員の稲松孝思・東京都老人医療センター感染症科部長(以下同)が警告する。
 「最近、鳥インフルエンザがアジアからヨーロッパへ広がり始めるなど世界的大流行の一種の兆候がみられ、危険性が高まっています」
 過去、スペインかぜ(1918年、世界死者約5000万人)以後、アジアかぜ(57年)、香港かぜ(68年)、ソ連かぜ(77年)など、一定のサイクルで猛威を振るってきた。

★始末の悪いA型
 よく知られているように、インフルエンザのウイルスは、A、B、C型の3タイプある。
 「C型はかかっても鼻かぜくらいですみ、B型も小さい流行にとどまるが、A型は症状が重く、世界で大流行するタイプの大半がこれ。鶏や豚などに感染し、そのウイルスの遺伝子が変異を起こして人に感染するので、余計に始末が悪いのです」
 ウイルスの遺伝子は、どのようにして変異するのか。
 「人はウイルスに感染すると免疫ができ、免疫のある人が増えると、ウイルスは流行できなくなる。そこでウイルスは遺伝子の小さな変異を繰り返し、免疫のない子どもなどが増えてくると、再び流行できるようにします」
 さらに厄介なのは、インフルエンザ・ウイルスの遺伝子が、8つ(分節)に分かれていることだ。
 「人のウイルスと豚や鶏のウイルスが混ざり合って増える時、その8つの組み換え現象が起きる。そして、"混血"のウイルスができると、その性質が大きく変わる。これを大変異といい、それに対して、多くの人は免疫ができていません」
 近く、その大変異で新型ウイルスが生まれ、世界で大流行が起こりそうだというのだ。そして今、新型ウイルスの候補として大問題になっているのが、鳥インフルエンザ・ウイルス。
 「豚の呼吸器で人のウイルスと鳥のウイルスが混じり合い、人に感染するタイプの鳥由来の新型ウイルスができ、免疫のない私たちに襲いかねません」

★予防対策は?
 都は11月にもインフルエンザ対策の具体的な行動計画をまとめるというが、対策の決め手は予防ワクチンの確保だ。
 「それも、インフルエンザ・ウイルスがどんなタイプに変異するかわからないことが多いだけに、先手を打って、当たりをつけて準備をしていくことが必要です」
 しかし、ワクチン生産には時間が必要だ。予防ワクチンを打っても、効くまでに2週間くらいかかる。その間に感染すればアウトだ。
 「とっさの場合、A、Bの2つの型に効く、抗ウイルス薬(タミフルなど)で治療することになるでしょう」
 そのために、抗ウイルス薬の備蓄が進められている。
 自前で予防するには、何をどうすればいいか。
 「インフルエンザ・ウイルスを短時間に、かつ大量に浴びないようにすることがポイントです」
 まず人込みなどでは、マスクを着用する。インフルエンザ・ウイルスに対して、マスクの目はあらく、ウイルスを完全にシャット・アウトするのはムリだが、「例えば咳などで飛び散るウイルス100万匹を100分の1程度に抑えることはできます」。
 次にうがいで100分の1、さらに咳やクシャミでウイルスにまみれたテーブルなどに触れた可能性のある、両手を石ケンで洗って、また100分の1に。
 「いろいろとガードして、たとえば100万匹を1000匹にすることができれば、後は自分自身の抵抗力で戦える。二日酔いや過労、睡眠不足などでからだの抵抗力を落とさないようにすることが大切です」
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すぐできる感染予防の鉄則
・人込みなどではマスクを着用する
・外出後のうがいと手洗いの励行
・二日酔い、睡眠不足を避け、抵抗力をつけておく
・流行の2週間以上前に、予防ワクチンを接種しておく

==========

抗ウイルス薬アマンタジンが効きにくい耐性のA香港型インフルエンザウイルス(H3N2型)が、日本国内で急増の兆しがあることが、鈴木宏新潟大教授(公衆衛生学)の調査で分かった。米テキサス州ガルベストンで25日まで開かれた日米医学協力計画専門家会合で、同教授が明らかにした。

 耐性ができるのは薬剤の使いすぎが一因とされるが、日米ともアマンタジンは治療の主流ではなく拡大の原因は不明。国立感染症研究所(東京)も調査を検討している。

 鈴木教授らが昨年9~12月に長崎県の患者8人から分離されたH3N2型ウイルスを調べたところ、すべてアマンタジン耐性だった。数は少ないが「通常では考えられない高発生率。他県にも広がっている可能性が高い」と同教授は話す。教授らは、アマンタジン使用が少ないベトナム、ミャンマーでも耐性ウイルスを確認したという。

 米国では、今年のウイルスの91%が耐性で、昨年の11%から激増。米疾病対策センター(CDC)は14日、医師らに処方中止を要請した。

 CDCが昨年調べた04年の耐性ウイルスの割合は、アマンタジンを処方せんなしに買える中国などで約70%と深刻だったが、日本は4%、米国は2%だった。その後、耐性ウイルスが急拡大したとみられる。

 鈴木教授は「拡大は世界規模で進んでいる可能性があり、早急に原因を調査し対策を取る必要がある」と話している。(ワシントン共同)

毎日新聞 2006年1月27日 1時43分


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