Benh Vien Da Lieu（ホーチミン皮膚科専門病院）
アトピー性皮膚炎持ちの私が通っているホーチミン市3区にある皮膚科専門病院を紹介します。
名前は、Benh Vien Da Lieuと言い、意味はまさしく病院(Benh Vien)、皮膚科(Da Lieu)となり、
皮膚科専門病院の事を指しています。
通常皮膚科に行く事はほとんどないと思いますが、食べた物により蕁麻疹などが出た場合、
皮膚科専門医を受診したい場合によいかと思い紹介しておきます。
尚、ホーチミン市では、7区にあるFV Hospitalに皮膚科があり皮膚科の医師もいるようです。
Benh Vien Da Lieu
住所： 2 Nguyen Thong st., Dist.3,HCMC
正門：
ホーチミンの普通の病院と同じような外観です。
病院内の簡単な見取り図：
順番：
受付→診断受付→診断→薬局
という順序で構内を移動します。
受付：
初診の場合、正門を入って右奥にある受付で、
診察帳みたいな物を購入します。
値段は確か8000ドン位。
正門から入って右側の様子。
手前に薬局、奥に受付があります。
受付。ここで、診察帳を購入。
診察帳。
これに医者が処方箋を手書きで書き込みます。
名前、生年月日、職業、住所などを書き込みます。
診断受付：
正門から見て左側の建物で診断の受付を行います。
この時、診察帳と一緒に受診料を支払います。
外国人80000ドン（2010年7月現在）
尚ベトナム人は、20000ドンです。
これが診察受付。
受付の前にあるのが窓口です。
実際には、もっとたくさんの人がいるので注意してください。
受付の中にいる女性に、診察帳と80000ドンを渡します。
しばらくするとベトナム人の場合は、名前を呼ばれるので診察帳を受け取り、
指定された番号の診察室へ行きますが、
外国人の場合、何故か受付の誰かが診察室まで連れていってくれるようです。
診断：
診察室の中には、看護師と医師がいますので、看護師に診察帳を渡します。
中には２，３人が待っている場合もありますが、
一人当たりの診察は短いのですぐに順番が来ます。
薬局：
診察帳に意志が薬の処方を記入すると診察は終りです。
最後に、入口の右側にあった薬局で薬を入手して終了です。
人がいない時（昼休み）の薬局の様子。
3番の窓口： 診察帳を渡す。
4番の窓口： 支払いと領収書の受け取り。名前を呼ばれます。
6番の窓口： 領収書を見せて薬の受け取り。名前を呼ばれます。
という順番ですが、通常、特に午前中は凄い人でごった返しているので、
覚悟しておいてください。
ここの皮膚科の医師は、一部は英語が出来るようですが、喋れない医師も多いようです。
診察は、症状を伝えて、処方箋を書いてもらう。という至ってシンプルなもの。複雑なカウンセリングなどは期待はできません。
アトピーの場合、基本的にはステロイド軟膏と抗ヒスタミン剤と保湿剤を処方されるだけです。
ベトナム人は、メラミン色素が多い為か、アトピーのような長期に渡る疾患は少ないのか、自分に結構効果のあるUVB/UVAのような光線療法は出来ないようです。
一度、「紫外線を当てて治療する方法はないか？」と聞いた所、「皮膚炎に紫外線？？？」という感じで一笑に付されました。
長期に渡るアトピーの治療等の場合、7区のFV Hospitalには、フランス人の皮膚科医師もいるようですので、そちらに行かれたほうがいいでしょう。もっと別な治療ができるかもしれません。
ただ、結構離れていますから通院には不便ですね。
救急の場合、外国人用受付がある、チョーライ病院 Benh Vien Cho Rayがありますが、ここには皮膚科がないので、
日系のクリニックを受信して、専門医を紹介してもらう。
のがベストかなと思います。
じゃあ、なぜこの病院を紹介しているかというと、
長期にベトナム滞在して旅行傷害保険でカバーされていない人。
7区まで通院が困難な人。
等で短期的な治療を望んでいる人。
には、良いかなと思いました。
コメントする