ベトナムがNHK番組を検閲?
NHKのクローズアップ現代は、二ヶ国語放送(海外では主音声が英語)で見れるのですが、ちょっと驚くべき事が昨日起こりました。
昨日7月9日の特集は、
「変わる“世界の工場”中国 (2)」だったのですが、
夕方の放送では、最初の部分が少し放映されただけで、後は見えなくなりました。
良くある電波状況かなと思ったら、他の所も同じように見れなくなったらしいです。
夜も再放送があるのでそれで見れればいいやと思っていましたが、
夜の再放送は、夕方にもまして、
最初の5分くらい写ってそれから、全く見れない状態
で、結局変わる“世界の工場”中国 (2)は見れず、次の番組(ニュース)の途中から突然テレビが写り始めました。
番組の内容は、中国での生産を諦めて、中国以外に工場を移転させている企業が増えていると言う事から、
中国側が妨害しているのではと思いましたが、
中国以外でベトナムが一番の生産候補地という傾向に反して、実はインフレで、物価上昇が25%に達し、
一部の工場では賃上げ要求のストライキさえ起きていると言う事実。
ベトナムではなくて、もっと労賃の低いラオスに工場移転をしている企業も出始めている。
というベトナムにとっては少々面白くない内容。
という事で、ベトナムが介入して放送を検閲をしたのではと言う話になりました。
個人的にこのようなメディア規制に遭遇するのは初めてで、
改めめてこの国は社会主義国なんだなと思った次第です。
参考記事:
ラオス進出で火花 中国人社長「日本人には負けない」: 私見「クローズアップ現代」:J-CAST テレビウォッチ
コメントする