2011年5月 4日

作業員方の生活環境改善が進んでいるようです

 東京電力は4日、福島第一原子力発電所内で作業する作業員の生活環境を今月から順次、改善すると発表した。


 6月下旬をめどに、敷地の近くにプレハブの仮設寮を建設、放射線量の高い第一原発内で寝泊まりする人数を現在の200人から150~75人程度に減らす。休憩所として使用している福島第二原発の体育館にも、新たに2段ベッドやシャワーを導入する。

 現在、約930人の作業員らは、第一原発の免震棟のほか、第二原発の体育館や事務本館、中継地点のJヴィレッジなどに宿泊している。特に、第一原発内での生活環境は厳しく、放射線量が高いために弁当の配達が難しく、作業員らはカップめんなどの保存食を食べている。東電は、休憩所として使っている第二原発体育館での弁当提供の回数を週2回夕食のみから毎日2食ずつに増やすなどして、食生活を改善するという。

(2011年5月4日20時36分  読売新聞)

 東京電力は4日、福島第1原発の事故復旧に当たる作業員の生活環境改善策を発表した。これまでレトルトなどの非常食で、床で雑魚寝していた生活環境から、弁当を提供し、新たにプレハブ寮を設置してベッドやシャワーを増設するという。

 改善策では、5月上旬に1日2食分を弁当に変え、同月中旬にシャワーとベッドの増設を始める。また敷地内に産業医が常駐して定期的に作業員の健康診断を行い、3カ月に1度内部被ばくの状況も検査する。さらに7月には周囲の放射線量が低い場所に複数のプレハブ仮設寮をつくり、活動拠点にするという。

 作業員は現在、4、5日間作業して2日間休むという勤務形態で、福島第1原発の敷地内に約200人が寝泊まりしている。また福島第2原発や政府の活動拠点になっている「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町など)からバスで通い、計1000人近くが作業に当たっている。【関東晋慈】

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