2011年2月 6日

八百長は「過去に一切なかった」のか?

Category : 2011 Diary, 大相撲
「過去には一切なかった。新たに抱かれてしまった問題だ」。2日夕、両国国技館で急きょ記者会見に臨んだ日本相撲協会の放駒理事長。八百長が疑われるメールの発覚に、険しい表情で今回限りの問題であることを何度も強調した。

大相撲の八百長問題。
65年ぶりに2011年春場所の開催が中止になりましたね。

「長きにわたる相撲の歴史に最大の汚点を残す結果になった。春場所開催を断念するにいたりました」と話した。

 放駒理事長はまた、春場所を中止の決定について、「どんなに謝っても、謝りきれない」と謝罪し、「うみを完全に出し切るまでは、土俵上で相撲をお見せすることはできない」と述べた。

 そのうえで放駒理事長は今後の対応について、「全力で、全速で、可能な限りの実態解明に取り組む」と決意を述べた。

以前からメディアで何度となく問題にされていた八百長問題。
放駒理事長は無気力相撲等と言っているようですが、
今回の一連の関係者だけで突然八百長が行われたのか、
ちょっと信じがたいですね。

程度の差はあっても昔からある程度の勝敗の貸し借りはあったんじゃないかなと感じます。
協会は今回も、春場所の開催中止、関連力士、親方の除名で再起をかけるという事でなんとかしのごうとしているじゃないでしょうか。
今の上位力士たちが下位だった時はどうだったのか?
それこそ、今の理事長が現役だっ時はどうだったのか?
そんなに古い相撲界の慣習までさかのぼって、問題提起できる人がいるとは思えませんが、ここで何人かが告白するようになるといいと思うんですが。

公益法人という利権の元に甘い汁を吸ってきた相撲協会は、公益法人ではなく、一般法人としてスタートすべきです。

そして相撲というスポーツを再度日本国民が信頼できるようになれば、再度公益法人として認めてもよいと思います。



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