2004年4月 4日

ファルージャでの米国民間人殺害

PICTURE THAT WILL SHOCK THE WORLD

昨日たまたま見送りに行った駅の売店で、なんとなく見た新聞の見出しであった。


二日考えてから、エントリーを作った。

(注)このエントリーには、画像などは一切ありません。




駅で買った新聞は、Western Daily Expressというブリストルで発行している地方新聞だった。


車の中で一人で新聞を読んだと言うより、写真を見た。

時間が止まっていた。

新聞の第1面と、6、7面全面に大きく写されたシーンは、圧倒的な力で何もかも吹き飛ばした感じがした。
気分が悪くなった。
それ以上に、今まで持っていた戦争に対する感覚が吹っ飛んだ感じであった。
子供が笑っていた。

それから2日間ネットの記事を読んだ。
ネットで見る画像はサイズが小さい為か違う印象であった。

色々な疑問等も残る、
米軍は事件を知っていてなぜ救助(遺体の回収)もしなかったのか?

傭兵を多く使った今回のイラク戦争→国の復興は、商業戦争とも言われているようですが、今後このような事件が増えない事とイラクの復興を祈るのみです。

以下は、今回色々読んだ記事の中のいくつかを紹介・記録

戦争って、本当にリアルでグロテスクなもの。 生身の人間の頭や手足,腸が吹っ飛び、焼け焦げる阿鼻叫喚。 広河隆一氏が述べているように目を逸らしてはならないと思うし、残酷な写真も報道すべきだと思う。 淡々と「どこどこで何人死亡」といったデータだけを垂れ流し、また受け流していては、戦争について観念的にしか捉えられなくなってしまう。 『DAYS JAPAN』を見ながらも、そう痛感した。 そしてそれは、危険極まりない昨今の日本のような事態を招く。
DAYS JAPANは入手して呼んでみようと思います。 現実を把握する為には、ネットでは限界もあると感じました。報道写真の影響今後も残っていって欲しいです。
The US has condemned the killing and dismembering of four American civilian security contractors in Iraq
The gruesome images of the bodies of four US civilian contractors being mutilated and lynched in the Iraqi town of Falluja have caused outrage across the US.

All the main television stations began their evening news broadcasts with footage of the attacks in which the Americans were pulled from their burning vehicle, decapitated, and two of the bodies left hanging on a bridge.

Looking on as a crowd of cheering Iraqis desecrated the bodies of four civilians killed by insurgents, 12-year-old Mohammad Nafik said: "This is the fate of all Americans who come to Falluja."

はなゆーさんのエントリーはいつも多岐で情報が多いです。

イラクのファルージャで米国人が殺害され遺体は橋に吊り下げさらしものに!

つまりは戦争の「民営化」「下請けへの丸投げ(アウトソーシング)」である


はなゆーさんのエントリーに紹介されている、浅井久仁臣(あさいくにおみ)さんのサイトの記事です。

ファルージャ近郊では、去年から地対空ミサイルによるヘリコプターへの攻撃で、かなりの犠牲者が出ています。
2003年11月2日 大型輸送ヘリコプター チヌークが墜落。米兵16人が死亡 20人が負傷
2004年1月8日 ブラックホークヘリコプターが墜落。搭乗員9人全員死亡

その前には、米軍によるデモ隊への発砲事件が発生しています。

群集が米国人の殺害死体を橋に吊り下げさらしものにしたイラクのファルージャでは一年前に米軍とデモ隊の激しい衝突が起きていた。


Democracy Nowのページの訳になっています。

抵抗の温床:あるイラク人の語るファルージャの暴力
この事件がおこったファルージャでは2日前に,米軍が女性や子どもなどを銃撃する正当化できない事件がおこり,大勢が死んでいます.ファルージャは,F-15やF-16の利用による村の攻撃を含めて,米軍がほんとうに残酷な武力を行使したところだったのです.


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