昨日のニュース
昨今、新しい経済圏として中国の話題がニュースになる事は少なくないと思いますが、昨日のこちらでのニュース特集から、
若手労働力の地方から都市部への流入:
若年層が、高い賃金を目当てに都市に流入し格差を広げていると言うのは以前聞いた事がありましたが、これらの若者は会社の寮、食堂、と当然同じユニフォームを着て毎日同じ生活をしているのですが、驚いた事には、彼らの平均勤続年数は、<b>4年</b>であると言う事。
4年経ったら彼らは、また良い仕事を求めて転職するのだけど、それ以上に農村部からの売りの市場が大きく、労働力不足になる事はまずないらしい。 労働力は、今、完全な買い手市場と放映されていました。
事故、障害の多発:
これだけ安い労働力があふれていると、
古い機械、
長時間労働、
安全管理業務の不足、
の為に、かなりの事故が工場などで起こっている模様です。四肢を失い会社から満足な保障も得られず、仕事が続けられずに結局クビになると言う状況も少なくないようです。
証券取引場.:
上海の証券取引場は、既にオンラインでの取引が大部分を占め、取引場に来るディーラーはほとんどおらず、やる事がなく居眠りしている職員や関係者のシーンが移されていました。
これって、急激な変化の為であるとの事でしたが、悪い兆候なの?
民生化の為の歪:
ニュースに出ていた自転車の工場は、政府の管理下に合った時代に比べ、生産高3倍、従業員数10分の1になってしまったそうです。
都市部での教育:
北京では、公立学校の学費が高すぎて、無認可で開いている安い学費の私設学校がかなりの数に登るらしいです。
ニュースでは、OVER CAPACITY と言う言葉も度々使われていました。
これらは、すべて所謂、GROWING PAIN と言う事になるのでしょうが、中国と言うのは規模が大きいだけに、自然、経済への影響が大きい国です。
自分もいずれ中国の人たちと関わる事になると思いますが、期待と心配が入り混じっています。
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