オリンピック開催地を決定するIOC委員とは
今日放送される番組内容は、オリンピックの開催地を決める投票に関するもの。ロンドンも候補に名乗りを上げている2012年のオリンピック。昨日このPanoramaという番組の再放送を見ました。
金銭で、候補地の投票を変える一部のIOC委員たち。
アメリカ、ソルトレークシティーオリンピック候補地選定で発覚したIOCがらみの大規模な、
賄賂の習慣がまだ完全にというか、全然なくなっていない印象でした。
お金を要求するIOC委員もいれば、大半はソルトレーク事件以来、彼らは非常に敏感に
なったと言うか、ますます悪賢くなったイメージです。
IOC委員たちに親交を深め、彼らの票をお金で売買しようとするエージェントと呼ばれる人間たち。
賄賂と呼ばれない範囲で、いろいろな利益を受けるように、益々賢くなったのでしょうが、
一部紹介された以前の内容は、例えば、
- 滞在先の世界中のホテルは、5 Starである事。→当然ですね
- 豪華なお土産。→当然ですね
- 子息のアメリカ留学の一切の手配と費用負担。→まあ、いいんじゃないの?
- 個人事業への資金援助。→しょうがないか!
話半分、百歩譲ったとしてもとんでもない事実。
IOCの腐敗の温床で、引退したと個人的に思っていた
サマランチ元会長は、今でもIOCのOfficeに顔を見せ、
堂々と現在のPresidentの横に座っている院政ぶり。
ソルトレークシティーで訴追されたような委員たちが何事もなく、Vice Presidentなどに
昇進している事実。
現在、立候補として名乗りを上げている各都市のオリンピック誘致委員会は、
何か全然知らないような反応でした。当然ですが。以下の記事では、London 2012の反応が見られますが、直接関与しているとは誰も言わないですよね(笑)
Olympic votes 'up for sale'
BBCのスタッフも、番組ではこれらの誘致委員会とは全く別の団体であると言う
触れ込みでエージェントに接触していきます。
開いた口がふさがらないで見ていましたが、今日はエントリーにして怒りに変わってしいました!
アテネオリンピック直前に失礼しました。
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