George Inn, Norton St. Philip
昨日は、会社の同僚とNorton St. Philipと言う町にあるパブ、George Innに行って来ました。
連続して営業しているパブの中ではイングランドで最古のパブと言う事で、建物だけでなくインテリアなどもかなりのものでした。
駐車場の裏には、テラスがありそこからクリケットフィールド、教会が見えましたが
ここの景色かなり美しかったです。
実は、このパブ、それで有名であるばかりか、かなりの数の映画、テレビ番組の中で使われているようです。
自分が知っている映画では、エマ・トンプソンと名優アンソニー・ポプキンスが執事役で出てくる映画「日の名残り(The Remains Of The Day)」にも使われたようです。
Ckeekyさんのサイト「シネマでUK & Irelandを感じよう」にも、紹介があります。
給仕をあいてくれた女性は、オーナーの一人なのでしょうか?
「撮影に使われてもいつ放映、公開されるのかぜんぜん知らされないので、いちいちチェックはしていないワ~。」 と言う事でした。
現在のダイニングルームの天井は、何とか(名前を忘れてしまった)と言う方式の骨組みで、珍しい方法だそうです。と、地元の同僚が説明してくれたのですが・・・・
ダイニングルームの全体の雰囲気はこちらの方が良くわかると思います。
食事が終わった後、これもまた地元の同僚の女性が、
「昔あった**という丸テーブルはないの?」と言う話から、普段は見れない、
宿の部屋の中を見学させてくれました。
一番手前が案内してくれた18歳のウェーター君。
本当か嘘か、「3年ここで働いているんですけど、気味の悪い事ばかり起こるので今度やめるんですよ。」 なんだと・・・・・
と言う事で上の写真の部屋の中にあった、丸テーブル「The Monmouth Table」に貼り付けてあった説明用の板(plaque)です。
Duke of Monmouthとは、日本では、モンマス公として、タワーヒルで処刑されたJames Scottの事。
モンマス公って誰?ってことを、書いておきます。
Duke of Monmouth :1649年、亡命中の皇太子チャールズ(後のチャールズ2世)
の庶子としてオランダに生まれた。1662年渡英。父王よりモンマス公の爵位を
与えられ、バクルー公の娘アン・スコットと結婚(長男はジェイムズ・スコット)。
1685年父王が亡くなり、叔父がジェイムズ2世(カソリック)として即位すると、
プロテスタント勢に推されて乱を起こした。その結果、捕えられ、反逆罪で処刑
された。モンマス公の乱徒を裁いたジェフリーズ裁判官の冷血さは、"血の裁判"
として名高い。
参考サイト:
英国史
名誉革命
打ち首
同じ部屋のベッドの枕側にあったオリジナルのペイント。なんか、spookyです。
なぜか、使われていない屋根裏まで案内してくれました。
明かりがないので、かなり暗かったです。みんな結構わあわあ言いながら、楽しませてもらいました。
何か写ってますか?
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