マドリード列車爆破テロ その2
じだらくさんからトラックバックを頂いた。
3月11日のテロから2日がたったがテレビのニュースは、この事件関係のニュースを一番にに取り上げ、この問題を考えない日はない。
昨日は、スペイン全土で1100万人が参加したテロの抗議デモの事も大きく報道された。
これだけに人たちが集まったのに大きな騒動にならず、欧州各国の首脳クラスが参加したこのデモには感動した。 残念ながら、今日はテロの標的になったのは政府の責任であるというデモを行っていた人々と警察の小さな衝突があったようだ。
国中が大きなショックにさらされているにもかかわらず、大きな混乱もなく、しかし抗議デモが国中で行われたという事は凄い事だと思う。
ヨーロッパ全土では、月曜日の12時に3分間の黙祷が予定されているらしい。
改めて犠牲者の御冥福をお祈りする予定です。
以下は、ちょっとしたFact Findingです。
本日、夕方スペインで、モロッコ人3人とインド人2人がテロに関係した容疑で逮捕れたらしいです。 ETAの関与が完全に無くなった訳ではありませんが、イスラム系過激派の関与の可能性が高くなってきているようです。
逮捕につながったのは、爆発をしなかった爆薬入りのバックパックが発見され、点火用に使われる予定の携帯の番号等から彼らの所在が突き止められたとの事。
The phone was inside a bag containing one of the bombs which failed to explode.これが爆発していればもっと多くの犠牲者が出ていたと考えると本当に心が痛みます。
こちらのニュースでも、論議されていましたが、
「今や2~3人を犠牲にする自爆テロは殆ど毎日のように起きており、世界が注目するようなテロは、大量殺戮へとどんどんエスカレートしている。」という人がいました。
アメリカ・ニューヨーク
インドネシア・バリ
トルコ・イスタンブール
その他、イラク、サウジアラビア、モロッコ、ロシア、イスラエル
これらは、すべて近年自爆テロによる事件が起きた国です。
欧州の首脳たちは、自分の国にテロが起きないようにと必死だと思います。
ブッシュと組んだイギリス、イスラム教のスカーフを禁じたフランス等更なる危険にさらされているらしいです。
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