Llyn Clywedog
(2003年7月19日)
ウェールズの山間には、豊富な雨量を利用した貯水池がよく見られます。
Llyn Clywedog (英語読みではClywedog Reservoir)は、ウェールズ中部の町Llanidloesの北に流れる Clywedog川に出来たダムによって作られた人口の貯水池です。
1964年4月にダムの工事が始まり、96年に完成、98年にようやく満水になりました。
ダムの高さ: 72メートル
貯水量: 5億立方メートル
貯水総面積: 250ヘクタール
貯水池の横を通る道路を登ると、→
このような見晴らしの良い展望台のような場所に。
池の先の方には、ヨットクラブの施設なんかもあります。
ダム
もちろん、日本や世界の有名なダムに比べたら小さいものですが・・・
貯水池の周りは牧場になっているところが多く、このように丘の一面に羊が放牧されています。
本当は風が強かったのですが、写真ではのどかな雰囲気になっています。
日本の山々に比べ、イギリスは丘陵地帯が多く、丘の稜線も、なだらかなカーブになっている所がほとんどです。
晴れた日のイギリスの田舎の景色はどこでも綺麗です
これは、家畜が逃げて行かないように地面に細工をした「Cattle Grid」と呼ばれるものです。
ただの鉄骨材を横に並べて少し穴を掘ったものなのですが、家畜が出て行こうとすると、足が鉄と鉄の間に入ってしまう単純な仕掛けのものです。
一度夜中に気づかずにこのCattle Gridの上を歩いて、捻挫をしたことがあります(笑)
なんと、ここに、1986年、7月11日にエリザベス女王が来られた時の記念碑です。
何故こんなところに女王が来たのか・・・