Castell
Caernarfon(カナーヴォン城)は、ウェールズを征服したイングランド王、エドワード1世(King
Edward
I)の命により、1283年から建築が開始され、1330年ごろまで続きましたが、完全に完成する事無く現在に至っています。
世界遺産にも指定されていますね。
1284年4月にはエドワード一世の長男が城内で生まれ、ウェールズへのけん制の為に、この子供にPrince
of Walesの称号を与えました。 それ以来、英国王室の長男は、このPrince
of
Walesの称号を与えられ、今日まで受け継がれています。
1969年には、現在のチャールズ皇太子の叙任式がこのカナーヴォン城で行われました。 城の中は、かなりの部分が自由に見て回れるようになっています。それぞれの塔は、小さな螺旋階段で登れますがこれがなかなか大変でした。
カナーヴォン城の情報: 入場料: 大人 4.50ポンド(2004年3月まで) 問い合わせ: Tel (01286)-677617 (もちろん英語です) |
(2003年7月19日)
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城の南、Seiont川からのカーナヴォン城。
広角レンズで撮影しているので小さく見えますが、実はかなり長い城です。
Seiont川には、小さなマリーナがあり小さなボート、ヨットが停泊していました。海釣りのボートもありました。
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(2003年7月19日)
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城の南東側にあるCastle
Squareからの眺め。
アーチ式の門は、Queen's
Gateと呼ばれ、ここから王達が長いスロープを登って入城する予定でしたが、このQueen's
Gate付近の建築は未完成に終わっています。 |
(2003年7月19日)
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Seiont川の河口をもう少し下った対岸からの眺め。
城のほぼ西側に当たります。
川に浮かぶ???フローティングレストランが城の前に見えます。
また、城の城壁から、左(北側)へ伸びている町を囲んでいる城壁も見えます。
かなり暗かったのでちょっと見づらいですね。 |
(2003年7月19日)
城の入り口を入った所にある案内板の中の城の地図。Kings
GateとQueen's
Gateと呼ばれる二つの城門の他に8つのタワーと呼ばれる6角形の塔が配置されています。建物の入り口は、You
are hereと書かれているKing's Gateの所です。 |
(2003年7月20日)
これが、左の地図と同じ向き(西向き)で撮影した城内の様子。
中央の丸い石の部分で、チャールズ皇太子が叙任式を行った所です。 |
(2003年7月20日)
同じ西向きの部分。塔は左から、Chamberlain
Tower, Queen's Tower, Eagle
Tower(旗が揚がっている)。右端手前の建物は現在の入り口であるKing's
Gate。 |
(2003年7月20日)
同じ場所からし城の東側を撮影。
左から、North-East
Tower, Watch Tower, Queen's Gate。 |
(2003年7月20日)
上と同じようなアングルで少し上側から見た様子です。 |
(2003年7月20日)
城の中で一番大きく最西端に位置するEagle
Tower。 この塔の二階はシアターに改造されて、城の歴史のビデオが上映されています。なかなかよく出来ていました。 |
(2003年7月20日)
チャールズ皇太子の叙任式に使われた椅子:
左:エリザベス女王が座った椅子。グレーの部分は石で出来ておりウェールズのシンボルの竜が彫刻されている。
右:叙任式に参列した人々に配られたお土産用の椅子。たぶん式に使われたものだと思う 思わずディテールをチェックしてしまいました (笑) |
(2003年7月20日)
しばらくしているうちになにやら町の方からバグパイプと音楽隊の音が聞こえてきて、城の中に音楽隊が入って来ました。バグパイプはなかなか迫力があって上手かったです。 |
(2003年7月20日)
なんと、きょうはカナーフォン市とフランスのロンデルノー市(Landerneau)との姉妹都市10周年記念の行事が行われました。 円の中心で並んでいるお二人が、それぞれの市の市長さんです。 |
(2003年7月20日)
式が終わって楽団との記念撮影。 どれがフランスの市長さんか? 一目瞭然!
楽団の他、民族衣装を着た人たちもいました。これは、フランスの民族衣装?
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(2003年7月20日)
バグパイプだけでなく、地元のブラスバンドも数曲演奏しました。 |
(2003年7月20日)
これがバグパイプの楽団。 どうも大学生くらいの楽団のようです。 |
(2003年7月20日)
午後からは,また別なイベントが計画されていたようです。 ウェールズの時代劇のセットアップかな? |
(2003年7月20日)
打ち合わせ? ちょうど雨が降っていたのでテントは格好の小道具置き場になったようです。 |